2021年シャオミ春の新製品発表会にて、シャオミは国際的に有名な日本のデザイナー、原研哉の手による新ロゴを発表。
デザインへの感想は人それぞれですが、私は「え、ほぼかわってなくね?」と思いました。
4月6日、シャオミファン「Open Day」、CEO雷軍はSNSでライブ配信を実施、新ロゴについての思いも口にしたと、「网易科技」が次のように伝えました。
インターネット上では新ロゴのデザイン料に200万元(約3300万円)かかっていると伝えられており、中国のSNSでは「通報しろ、騙されている」「旧ロゴを丸っこくさせただけじゃないか」と、話題になりました。
また、シャオミ公式ページ上のロゴ更新は画像の差し替えではなく、旧ロゴに「border-radius: 19px;」のタグを打ち込んで、円角形にしただけと、ネット民が発見。
これについて雷軍は、四角から丸四角に変わっただけでなく、字体、字幅、字間、色も調整しており、「xiaomi」の文字ロゴもできたとしており、次のように語っています。
「3年前に自分がこの新ロゴをみたときも、あまり慣れなかった。ところが、原研哉先生が7日見て慣れればよくなると教えてくれ、その後2年間見て、とても格好いいと思うようになった。この(新)ロゴは若い感じ、高級感、オシャレだ。そこで、1年使ってみて、調整をして発表した」
紹介によると、新ロゴは新たな設計理念により、シャオミブランドに東洋哲学の考え方を盛り込んだものであり、シャオミの元々のブランドカラー、オレンジは引き続き罷業ブランドカラーとして使用。同時に、黒と銀を補助色として加え、ハイテク製品に使用していく、とのこと。
そんなわけで、雷軍としてはこのほど発表されたシャオミの新ロゴを気に入ってはいるようです。
「変わってないじゃないか」という疑問はやはりなくはありませんが、そういえば海上自衛艦旗と軍艦旗は同じもののように見えますが、「これ以上の図案は考えようがない」ということで一応新たにデザインが書き上げられたものというキマったエピソードがあります。シャオミの新ロゴも、そういったものなのかもしれません。