ASUSから同社のゲーミングブランド「ROG」のゲーミングスマホ、ROG Phone 5シリーズのうち、ROG Phone 5とROG Phone 5 Ultimateが日本に投入されました。
どちらもSoCにSnapdragon 888を採用し、ゲーミングスマホならではともいえる冷却機構を満載。ROG Phone 5 UltimateにはSoCの温度を最大15度下げる外部クーラーの「AeroActive Cooler 5」を用意。
日本に投入されるモデルはメモリをROG Phone 5は12GBと16GB、ROG Phone 5 Ultimateは世界最大タイの18GBと、かなりハードに使える性能を持ちます。ストレージはROG Phone 5が256GBのみ、Ultimateが512GBのみとなっています。
ディスプレイは6.78型の有機ELと比較的大型で、リフレッシュレートは144Hz、タッチサンプリングレートは300Hzとかなり高速。ゲーミングスマホにしては珍しく、強化ガラスに現状最高峰のGorilla Glass Victusを採用。
本体側面の左右に超音波タッチセンサー「AirTrigger 5」を搭載しており、LRボタンのように利用することができ、さらに本体を振ることでゲーム内での操作を実行するモーションコントロール機能にも対応しています。ROG Phone 5 Ultimateでは本体背面の下部にも2か所同じセンサーがついており、さらにAeroActive Cooler 5にも物理ボタンを2つ用意するという贅沢ぶり。
また、6000mAhのバッテリーを搭載し、満充電まで52分にしかかからないという65W急速充電に対応しています。本体底面と側面にUSB-Cポートを搭載し、充電しながらのゲームも快適に行えます。
そのほか、フロントカメラは6400万画素+1300万超広角+500万マクロカメラの三眼構成、インカメラは2400万画素となっています。ROG Phone 5は背面にドット調のLEDが、ROG Phone 5 Ultimateにはモノクロディスプレイが搭載され、イルミネーションや通知の表示などが可能となっています。また、NFCやイヤホンジャックを備え、デュアルSIMに対応していますが、5G回線を同時に利用することはできず、microSDカードには非対応です。
付属品として、本体色に合ったケースや急速充電に対応したACアダプターやケーブル、USBポート保護キャップ、ROG Phone 5 Ultimateにはこれに加え前述したAeroActive Cooler 5が付属しています。
また、追加アクセサリーとして、Nintendo Switchライクに遊べるコントローラーの「Kunai 3 Gamepad for ROG5」や、先代モデルのROG Phone 3用のKunai 3 Gamepadを取り付けるためのケース「ROG Phone 5 Kunai 3 Bumper」、さらに派手に光る「ROG Phone 5 Lighting Armor Case」(今夏販売予定)などが用意されています。
本体色はストームホワイトおよびROG Phone 5のみファントムブラックが用意されます。価格は、メモリ12GB/ストレージ256GBの最廉価モデルが9万9800円となっており、SIMフリー製品としてASUS StoreやAmazon、au(+1 collection)、ドスパラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラなどからの販売が予定されています。また、IIJmio、LinksMate、NifMo、goo SimsellerといったMVNOでの取り扱いも予定されています。もちろん4大キャリアの5G含むすべての必須バンドに対応しています。
auは公式アクセサリー「au +1 collection」からSIMフリー版16GBモデルを2021年5月28日から取り扱い。
ROG Phone 5 Ultimateは数量限定モデルとなっており、帽子やタオル、トランプなどのファン向けグッズが入ったギフトボックスが付属し、価格は14万9800円、2021年夏季の販売が予定されています。