ライダー必見!バイクに最適なナビは「AQUOS R5G」だった すまほん!!

 AQUOS R5Gをバイク用のナビとして使ってみたら最高でした。そのワケと、使用感を書いていきます。

バイクナビ選定の過程

 先日大型二輪免許を取得し、ホンダのCBR400R(中型)を購入しました。しかし、都市圏で運転するにはナビは不可欠。ナビをどうするか、と思い色々考えてみました。

「バイク専用ナビ」でどうか?

 一般的なバイク専用のナビは、ナビ機能が最適化されており、道案内はさすが専用機といったところ。しかしながら車用のナビと違い、防水防塵は必須。また、他人が簡単に触れれることもあり、盗難対策もしっかりしなければなりません。取り付けも知識が浅はかだと、電源周りの処理でトラブルが起きる可能性もあり、少し手間だなと思いました。

 ましてやナビに特化しているとは言え、ナビは動作も遅く、ハイエンドのスマホに慣れているとイライラすることが多々あります。ましてやマップの更新も手動でする必要があり、前時代的と判断し専用機は見送ることにしました。

スマホを使おう

 ということでスマホのナビを使うことにしました。スマホならば、USB電源やQiで給電できる上、取り外しも容易。ましてや防水防塵もほとんどのスマホが対応しています(雨天時のUSB給電しながらの使用は注意)。マップは常に最新で、工事・渋滞情報の反映も早く、TOKYO 2020による通行禁止エリアもしっかり表示されます。

 さて、スマホをナビで使う上で筆者が選んだ要点を紹介します。

  • ディスプレイが液晶であること
  • 防水防塵であること
  • QZSS(みちびき)に対応していること

 それぞれの理由を書いていきます。

 まず「ディスプレイが液晶であること」。最近のデバイスはほとんどが有機ELディスプレイになっており、映像をより綺麗に楽しむことができます。しかし有機ELディスプレイは特質上、長時間同じ画面を表示していると焼き付いてしまうデメリットがあります。一般的な使用では問題ないのですが、ナビのように数時間インターフェースを表示していると焼き付きは免れないと判断し、液晶端末に絞りました。

 続いて「防水防塵であること」。バイクは車と違い、雨風に晒されるリスクがあります。そのため、故障しないよう防水防塵の端末を選ぶ必要があります。

 そして「QZSS(みちびき)に対応していること」。そもそもQZSSとはなにか。QZSSは日本政府が運用する衛星測位システムです。アメリカのGPS、欧州のガリレオと比較し、ほぼ直角に近い高仰角で受信できることもあり、高いビルが建つ東京都心でもより精度の高い位置情報を取得することができます。

 筆者も東京在住ということもあり、高いビルに囲まれた道を走ることが多いので、少しでも位置情報を正しく取得できるよう、日本向けに展開されている衛星測位システムが利用できると迷うことなく、スムーズに目的地にたどり着けるので、対応していると良いなと思いました。

スマホを選ぶ

 さて、3つの条件に当てはまる端末は一体何があるのか。そんな端末存在するのか?と思われますが、実は意外とあるんです。

 例えばiPhone。実はiPhoneは6s以降QZSSに対応しています。防水防塵も7以降対応しています。Androidのデバイスならシャープ製は外せません。AQUOS R以降ほぼすべてのデバイスが対応しています。

 液晶・防水防塵・QZSSの3つで、安価なデバイスとなればiPhone SEやAQUOS sense5Gやsense4 Plusで良いかな?と思いましたが、ちょっと待ってください。QZSSはしっかり確認しなければいけない項目があります。それが対応信号の項目です。

 先程述べたデバイスの多くはQZSSの対応信号、L1に対応しています。これだけでも十分なのですが、調べているとL1+L5に対応したスマホが存在するとのこと。

 簡単に説明すると、複数の電波で位置情報を取得することで、短時間でより精度の高い位置情報を取得することができるというもの。オタクはより良いものがあると知ると試してみたくなる習性があります。

※L1やL5のもっと詳しい情報に関してはGNSSやマルチGNSS測量などで調べると出てきました。

 各製品ページでL1+L5に対応した製品を探すのですが、製品ページにそこまでの情報を載せているメーカーは少なく、価格comでその条件で調べることもできません。こういうときに役立つのが内閣府が用意したサイト。こちらに対応しているスマホが一覧で掲載されています。すべてではないものの、今回のように調べたい場合はものすごく助かりました。

 この中でL1+L5を備えているのはASUS ZenPhone 6、ROG Phone 3、II、シャープのAQUOS R5G、zero5G basic、AQUOS zero2、FCNT(旧富士通コネクテッドテクノロジーズ)のF-51A、F-52Aです。かつ、液晶で防水防塵に絞るとAQUOS R5Gだけが残る、というプロセスです。(ちなみにこれらの機種はGPS、GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSSの測位衛星に対応しているようです。ROG Phone 3以降はNavIC(インドの衛星)にも対応しているとの情報を見つけましたが公式サイトに記載はナシ)

 ということで、編集長からAQUOS R5Gを借りてきました。

AQUOS R5Gの基本スペック

 R6は1インチセンサーを搭載したことで話題ですが、R5Gに関してはあまり話題にならなかった印象があります。簡単にR5Gのスペックを紹介します。

 一応シャープのフラグシップということもあり、SoCはSnapdragon 865 5Gを搭載しています。RAMはLPDDR5 12GB、内蔵ストレージはUFS3.0対応の256GBに加え、microSDXC対応。カメラは3眼すべて光学手ブレ補正+ToFの豪華構成。ディスプレイは120Hz対応、ピーク輝度1000cd/㎡、Dolby Vision対応の液晶6.5インチのPro IGZOディスプレイを搭載しています。

 その他おサイフケータイ、指紋認証、イヤホンジャックも備えています。防水防塵に関してはIP68対応、しかもお風呂対応という完璧っぷり

AQUOS R5G/R6は「お風呂防水対応」

 ソフトウェアに関してもシャープは2年のアップデートと3年のセキュリティ更新を保証していることもあり、まだまだ余裕で使えますね。こんな完璧なスマホが全く話題にすらならなかったのは残念です。

実際に使ってみた

 ということで実際にバイクに装着し、ナビとして使ってみました。今回は筆者の自宅から、千代田区の都市部を走行し、下道で横浜まで行き帰りは首都高で帰宅するルートを選びました。

 以前横浜は下道で往復し、その際はiPhone 12 Pro Maxをナビとして使用しました。都市部では突然位置情報が違う位置に表示され、突然「右折です」「左折です」と発することがあり、道を間違えてしまうことが何度かありました。

 しかし、AQUOS R5Gは全然違いました。全く位置情報が飛ぶことなく、一回も道に迷うことなく横浜までついてしまいました。安定感も全然違います。iPhoneだとたまに怪しい動きをするのですが、R5Gはそのような挙動も一切なく快適に案内してくれました。

 首都高に乗ってみました。iPhoneのときは違う位置に飛んでしまい、一般道を案内されることもたまにありましたが、R5Gは乗り口からPA、出口まで一切飛ぶことなく終始高速をしっかり案内してくれました。L5に対応しているかしてないかだけの違いでここまで差が出るのか??実は筆者のiPhone 12 Pro Maxがぶっ壊れているんじゃないか??と思うくらい差が出ました。

他にもライダーに嬉しい機能

 R5Gは位置情報が良いだけではありません。他にもバイク乗りにオススメしたい機能があります。

アウトドアビュー

 明るい日差しの下でも見やすい、アウトドアビューが用意されています。明るい場所に移動すると、自動的に輝度とコントラストが調節され、屋外でも見やすくなるそうです。大きな違いは感じられませんでしたが、見えない・見づらいと感じることは全くありませんでした。意外と効いているのかも知れません。

グローブモード

 バイクに乗っていると安全性の観点からグローブをする必要があります。R5Gはグローブモードを搭載しているので、スマホ操作に非対応のグローブでもつけた状態で操作することができます。スマホに対応していないから、このグローブは諦めよう……ということがなくなり、お気に入りのグローブをつけた状態で操作することができます。

パラレル充電

 充電しながら使用すると気になるのが発熱です。R5Gは充電制御用のチップを2つ搭載し、発熱を抑えつつ充電することができます。屋外利用が長いライダーには必見かもしれません。

個人的に惜しいポイント

 使ってみて感じた、ライダーに惜しいと思うポイントを紹介します。

バッテリーがだめ

 バッテリーが持ちません。同世代機のXperia 1 IIと比べてもR5Gは速いです。使わない状態でも2日でバッテリーがすっからかんになります。また、iPhone 12 Pro Maxはナビ程度なら5V1Aの充電で余裕で動作し充電されていきましたが、R5Gは充電しているのに減っていきます。ペースとしては1~2時間で12%ほど。よほどのロングドライブでなければ問題ないかと思いますが、ドライブ前には100%に近い状態にしておくのがいいです。

 これに関しては原因を特定しようとしているのですが全くわからず。またdocomoのアプリが悪さしていると思い片っ端に無効化しましたが効果はナシ。電池消費が微増するOCNモバイルONEのSIMカードを挿して運用しているせいもあるかもしれません。

Qi非対応

 シャープのスマホは10年前の端末でもQiに対応しているくらい、Qiに対応しているデバイスが多く、ここ数年はフラグシップでは必ず対応していました。しかしなぜかR5Gでは排除。最近のバイク用のスマホホルダーにはQi対応のものがあるだけに、Qi対応していればケーブルをつなぐことなく給電でき、雨の中でも使えたのにな……と惜しいポイント。

カメラがすべて光学手ブレ補正

 バイクにスマホを装着すると、常に振動がスマホに伝わり、スマホの光学手ブレ補正を壊してしまう事例が多々あります。これは構造上やむを得ないもので、SONYのアクションカムが光学手ブレ補正を搭載したものの、GoProやDJIが頑なに光学手ブレ補正を載せないのは、このような激しい条件下では光学手ブレ補正が壊れてしまうからだと思います。放送局でもSONYのアクションカムは手ブレが抑えられるものの、衝撃に弱いので結局GoProに戻った噂も聞きます。

 その点R5Gは光学手ブレ補正が搭載されているのでカメラが死ぬことになります。幸いR5Gのカメラはお世辞にも良いといえるものではないので、はじめからなかったことにして使うのもアリだと思います。

回線問題

 Twitterで「R5Gはバイク乗りにオススメ」とツイートしたところ、「回線ってどうしてるの?」と質問されました。メインのスマホからテザリングするのも良いのですが、都度テザリングして、つないで……と操作するのも面倒。ましてやメインスマホの電池がなくなってしまいます。

 筆者がオススメするのは適当な格安SIMを契約して入れておくことです。理由としては手間が省ける、格安SIMなら安価で利用できる、モバイルネットワークにつながるスマホにしておくことで、落下時にも素早く位置を特定できます。

 先日3時間ほど、Yahoo!カーナビを使って通信しましたが、通信量は65MBほど。1時間約20MBとしても1GBのSIMなら単純計算で50時間は使うことができます。そして、1GBというと楽天モバイルなら月額0円で利用できます。

 ただ筆者は都市部・地方を行く想定をし、通信エリア重視し、docomo系のMVNOとしてOCNモバイルを選びました。OCNならデータ通信のみで3GB月額780円で利用できます。3GBもあれば、150時間ナビ案内可能です。また、通信制限にかかっても200Kbpsで利用できるので、マップ程度なら問題ないかと思います。そして使わなかった月は繰り越せるので、「今月は仕事が忙しくてあまりバイクに乗れなかったが、来月はたくさん乗る」というときにもピッタリ。

 メイン回線でdocomoを契約している人はデータプラスで月額1,100円でサブ回線を作ることもできます。通信容量も5Gギガホ プレミアなら30GBまでは使えるので、音楽をストリーミングしながらでも余裕です。

ナビには贅沢。しかし最高。

(ヘルメットに装着したカメラ映像から切り出しています)

 ナビにR5Gは贅沢です。しかし、R5Gはバイクナビに最高です。5GもSnapdragon 865もいりませんが、その他の機能もライダーのための機能か!?と言ってもいいほどよくできており、オススメです。また、昨今はミドル、ローエンドまで有機ELディスプレイが普及していることを考えると、今後ハイエンドで液晶が搭載されることはほぼないと言っても良いでしょう。

 現在AQUOS R5Gは中古市場で安価なもので5万円前半~購入できるようです。バイク用のカーナビで迷っている方、検討してみてはいかがでしょうか?

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