中国のMNOであるChina Mobile(中国移動)が、ミッドレンジ5Gスマホ「NZONE S7 Pro+ 5G」を発表しました。
名前からは今年7月に発表された「NZONE S7 Pro 5G」の上位機種に見えますが、実際はそういうわけでもなさそうです。MediaTek Dimensity 720を搭載します。
MediaTek Dimensity 720の構成はSoCは2GHzのCortex-A76とCortex-A75のオクタコア。実行メモリは8GB、ストレージは128GB。
ディスプレイは6.53インチのフルHD+有機ELでリフレッシュレートは60Hz。NZONE S7 Pro 5Gは液晶モニターではあったもののリフレッシュレートは90Hzであったため、純粋なスペックアップとはならないようです。カメラは6400万画素メイン+800万画素超広角+200万画素深度測定+200万画素マクロの四眼構成、インカメラは1600万画素。
バッテリーは3800mAhで66Wの急速充電に対応。指紋及び顔認証を備え、VoLTEやデュアルSIMに対応するようです。
明言はされていないのですが、本体性能や形状はHUAWEI nova 8 SEとほとんど同一であり、HUAWEIから供給を受けているOEM製品であることは確実でしょう。搭載されているOSはAndroidとの表記はありますが、中国国内向けのスマホには変わらないのでいずれにせよGMSは使用不能でしょう。
NZONE S7 Pro+ 5Gの本体色はブラック、ブルー、シルバーの3色となっており、jd.com(京東)での価格は2599元、日本円で4万4000円となっています。
スペック表は以下の通り。
NZONE S7 Pro+ 5G | NZONE S7 Pro 5G | |
---|---|---|
OS | Android 11 | |
SoC | MediaTek Dimensity 720 | |
メモリ | 8GB | 8GB |
容量 | 128GB | 128/256GB |
画面 | 6.6型 (1080×2400) | |
カメラ | 6400万画素+800万画素超広角+200万画素マクロ+200万画素深度測定 | 6400万画素+800万画素超広角+200万画素マクロ |
インカメラ | 1600万画素 | |
電池 | 3800mAh | 4000mAh |
その他 | リフレッシュレート90Hz対応 |