中国Xiaomiは、1万円台後半の非常に安価なスマホ「Redmi 10 Prime」をインド向けに発表しました。先日グローバルに発表されたRedmi 10とスペック上の違いはほとんどありませんが、Redmi 10はインドで取り扱われておらず、インド向けにローカライズされた機種といえます。
Redmi 10 PrimeはSoCにMediaTek Helio G88を採用。Cortex-A75(2.0GHz)×2+Cortex-A55(1.8GHz)×6といった構成で、公式の計測ではあるものの、AnTuTu Benchmark v9では23万点を記録しているようです。
ちなみに、Snapdragon 662を搭載したOPPO A73が実測19万点程度だったため、その異常なコスパが伺えます。
メモリとストレージは4GB/64GBもしくは6GB/128GBが用意されており、さらに、Redmiブランドとしては初めてストレージを最大2GB分のメモリとして使用する仮想メモリ機能に対応。
ディスプレイは6.5インチ液晶のフルHD+(2400×1080)で、リフレッシュレートは90Hz。2万円を切る価格帯のスマホではほとんど例がありません。カメラもこの価格帯ではまず見かけない5000万画素のメインカメラに加え800万画素超広角、200万画素マクロに200万画素深度測定といった構成であり、インカメラは800万画素。
また、日本ではさらに上の価格帯でもモノラルスピーカーである機種が多い中、Redmi 10 Primeはデュアルスピーカーを搭載。3.5mmイヤホンジャックやデュアルSIM+独立のmicroSDカードスロットを備え、顔認証と本体側面指紋認証に対応。バッテリーは6000mAhと、Redmi 10から1000mAh増えており、18Wの急速充電と9Wの逆充電が可能です。
本体色はPhantom Black、Bifrost Blue、Astral Whiteの三色で、価格は12999ルピー(1万9000円)からとなっています。
詳細なスペックは以下の通り。
Redmi 10 Prime | Redmi 10 | |
SoC | MediaTek Helio G88 | |
画面 | 6.5インチFHD + DotDisplay | |
2400 x1080の解像度 | ||
AdaptiveSyncディスプレイを使用した90Hzのリフレッシュレート(45/60 / 90Hz) | ||
リアカメラ | 50MPメインカメラ丨8MP超広角カメラ丨2MPマクロカメラ丨2MP深度センサー | |
インカメラ | 8MP | |
バッテリー | 6,000mAhバッテリー丨18W急速充電丨9W逆有線充電 | 5,000mAhバッテリー丨18W急速充電丨9W逆有線充電 |
オーディオ | デュアルスピーカー | |
3.5mmヘッドフォンジャック | ||
生体認証 | 側面指紋センサー; AIフェイスロック解除 | |
システム | MIUI 12.5(Android 11) | |
色 | Phantom Black、Bifrost Blue、Astral White | カーボングレー、ペブルホワイト、シーブルー |
寸法 | 161.95 x 75.57 x 9.56mm | 161.95 x 75.53 x 8.92mm |
192g | 181g | |
モデル | 4/64GB;6/128GB | 4GB + 64GB; 4GB + 128GB; 6GB + 128GB |
海外スマホ個人輸入 [AD] |
AliExpress Global |