10月6日にdocomo・auで販売開始されたSamsungの折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip3」「Galaxy Z Fold3」。本記事では両者のカメラレビューをしていきます。
Galaxy Z Flip3 5G
Galaxy Z Flip3 5Gのカメラ構成は以下の通り。
- 広角:1200万画素/F1.8
- 超広角:1200万画素/F2.2
デジタルズームが最大10倍までできるようになったくらいで、前モデルのGalaxy Z Flip 5Gからほとんど変わっていません(Flip 5Gは8倍まで)。
ポートレート。自然なボケ感で非常に優秀。
望遠レンズを搭載していないのでデジタルズームとなります。よく見ると若干粗っぽさが感じられますが、2倍までならSNSにアップしてもキレイに感じるでしょう。
夜景モード。広角であれば特に違和感は感じませんが、望遠だと粗すぎて厳しい印象。超広角だと色味がだいぶ異なりますね。ナイトモードONで撮るとだいぶ明るめに撮れますが、実際と色味がかけ離れるので、OFFで撮ったほうが良い場合もあったりします。
折りたたみ機構を備えているので、外側にあるサブディスプレイでプレビューが確認できます。外カメラのほうが性能は高いので、できるだけキレイに動画を撮ったり自撮りがしたい!という場合には便利な機能です。
閉じた状態でも音量ボタンでシャッターを切れます。電源ボタン二回押しでカメラが起動するので素早い撮影も可能です。
また、90度に曲げた状態で置けば固定撮影ができるので、手ブレしない写真撮をることもできます。大人数で集合写真を撮る際にも活躍しそうですね。
Galaxy Z Fold3 5G
Galaxy Z Fold3 5Gのカメラ構成は以下の通り。
- 広角:1200万画素/F1.8
- 超広角:1200万画素/F2.2
- 望遠:1200万画素/F2.4
こちらも前モデルのGalaxy Z Fold2 5Gと比べてほぼ変わっていません。その日、たまたまiPhone13 Proも一緒に持ち歩いていたので、iPhone13 Proとの比較も載せておきます。
iPhone13 Proの方は絞りがF1.5になったことでさらに明るく撮れるようになりました。Fold3と比べるとしっかり差が出てます。
以下、左がFold3、右がiPhone 13 Pro。
続いてご飯。Fold3の方が彩度が少し高く、暖色気味に撮れる印象です。個人的にはFold3の方がより濃厚で美味しそうに見えますが、ここは個人差があるところ。13 Proの方が実物に近い色合いではあります。
いつもの帰り道、何気なく撮った一枚です。Fold3、夜景シーン+望遠だと多少のっぺりとした印象になりますが、2倍までなら大丈夫でしょう。
あとひとおし欲しいが安定
Flip3、Fold3のどちらも前モデルより大した進化はしていませんが、カメラ目的で買うようなスマホではないので大目に見ましょう。
また、最新旗艦はカメラ性能に特化し、望遠性能も強化しているモデルが多い中、望遠性能はどちらも強くありません。よりこだわる人はカメラ専用機は別で持つのもいいかもしれません。
しかし数少ない折り畳みスマホの購入を断念する材料にはなりません。全体的に好印象な夜景写真だったり、彩度良好で映えるような写真がサクッと撮れるようなスマホです。購入を検討している方の参考になればと思います。
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