ソフトバンクは、京セラ製の5Gスマホ「DIGNO BX2」を法人向けに発表しました。11月下旬に販売開始予定となっています。
DIGNO BX2はSoCにSnapdragon 480 5Gを搭載。Snapdragonのうち5Gに対応するSoCとしては最も安価なものですが、性能はSnapdragon 665や一部の7シリーズを凌駕しています。
ディスプレイは6.1インチのフルHD+でカメラは両面とも800万画素。バッテリーは4500mAhと比較的多く、USB-PDに対応しています。メモリは4GBでストレージが64GB、別途1TBまでのmicroSDカードをサポートします。
また、DIGNO BX2は耐久性をウリにしており、米国の国防総省が定めたMIL-STD-810Hに準拠した試験に合格しているとのこと。
具体的にはIP68の防水防塵性能や1.5mからの耐落下性能、耐薬品性などをアピール。さらに手袋をつけた状態や画面が濡れている状態でも操作ができるグローブタッチ・ウェットタッチに対応、別格の耐久性を誇るTORQUEシリーズを生み出した京セラならではの機能性となっています。

法人向けということもあり、3年間のセキュリティアップデートと2回のOSアップデートを保証するほか、端末を管理者がリモートで操作できるAndroid Enterprise Recommendedに対応。また強固な顔認証を備え、不要となるアプリを制限するなど不正利用の防止にも努めているようです。
本体色はブラックのみ、そして価格は法人向けであるため非公開。5Gはn3/n28/n77、LTEは1/2/3/4/8/28/41/42に対応しており、au/Docomoではほぼ利用できないといっても差し支えないレベルにまでバンドが削られています。

スペックは以下の通り。
| OS | Android 11 |
|---|---|
| SoC | Snapdragon 480 5G |
| メモリ | 4GB |
| 容量 | 64GB(microSDカードサポート) |
| 画面 | 6.1型 フルHD+ |
| カメラ | 800万画素 |
| インカメラ | 800万画素 |
| 電池 | 4500mAh |
| 寸法 | 約72(W)×約156(H)×約8.9(D)mm(突起部を除く),168g |
| 5G | n3、n28、n77 |
| LTE | B1、B2、B3、B4、B8、B28、B41、B42 |
| 本体色 | ブラック |
| その他 | 卓上ホルダー(別売り) |


















