YouTubeは、新機能「Gifted Memberships」と「Live Redirect for Gaming」を発表しました。
「Gifted Memberships」は、自分以外の他のユーザーに1ヶ月分のメンバーシップを贈ることのできる、視聴者向けの機能。
また、「Live Redirect for Gaming」は、配信者が自身の配信を終了した後に、自身の配信を試聴していたユーザーを他のユーザーの配信に転送できる配信者向けの機能です。
大手ゲーム配信サービスTwitchでは、サブスク(YouTubeのメンバーシップと同等のもの)を他のユーザーに贈ることができる「サブスクギフト」機能が存在します。この機能を利用すると、視聴者がサブスクリプションを他のユーザーにプレゼント可能に。ランダムに選ばれた当選者は、1ヶ月間お金を支払うことなく、サブスクリプションユーザー限定のコンテンツにアクセスできます。
また、Twitchの「ホスティング」機能は、配信者が配信を終了する際に、他の配信者に視聴者を横流しできる機能。この機能では、知らなかった新しい配信者を知ることができるため、筆者は個人的にとても気に入っています。
詳細は発表されていませんが、「Gifted Memberships」「Live Redirect for Gaming」は、それぞれTwitchのこれらの機能とほぼ同等のものと見られています。
YouTubeによりますと、同プラットフォームにおけるゲーム関連の動画は、8000億時間を超える総再生時間や、9000万時間以上のライブ配信、2億5000万回以上の動画アップロードなど、非常に大きな基盤となっているとのこと。同社は、今後もゲーム関連動画配信者へのサポートをさらに拡大していくと表明しており、更なる新機能追加に期待が高まります。
なお、2021年11月1日現在、「Gifted Memberships」「Live Redirect for Gaming」の2機能は、まだ利用できません。