狭い範囲で失敗、なんてオサラバ!
Xiaomiが全画面指紋認証技術の特許を取得したとの情報をGizChinaやPhoneArenaが伝えました。
今回Xiaomiが特許を取得した技術は、埋め込み式で画面上どこでも指紋認証が可能な指紋認証センサーとのこと。ディスプレイ上や端末側面に独立したセンサーがある機構は今や一般的ですが、画面上がどこでもセンサーになるというのは画期的です。
この技術はディスプレイの下に赤外線感光センサー、さらにその下に多数の赤外線LED発光機が埋め込まれているという構造になっており、発光機から照射された赤外線が皮膚に反射し感光センサーによって感知されるというシステム。
全画面というといかにも新しく聞こえますが、根本的な技術は一般的な光学式指紋認証センサーと同様で全くの新システムというわけではありません。
一方Samsungはこれまで「Galaxy 10S」といった一部の機種で独自システムである「超音波センサー方式」を採用しており、こちらの方がより正確で速い認証が可能です。
こういった特殊な指紋認証システムは搭載コストが高いという欠点があり、特に全画面に埋め込み式の指紋認証センサーを設置すると相当なコストがかかることが予想されます。
それでも画面内指紋認証センサーの課題である狭い認証範囲を克服できるのであれば、期待できるところです。
コスト面の課題を克服するのにまだ時間がかかると思われるので本技術を搭載した実機にお目にかかれるのはしばらく先になりそうですが、量産化によってコストカットが達成されれば将来のフラッグシップモデルの新スタンダード技術となる可能性もありますね。
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