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ファーウェイ、2in1ノートPCなど国内新製品4つ発表

 Huawei Japanは3月8日、新製品を4つ発表しました。

MateBook E

 今回の目玉製品、Windows 11を搭載した2in1ノートPCです。画面は12.9型有機ELで、画面占有率90%とかなり狭額縁。比率は16:10、解像度は2560×1600で高精細。

 HarmonyOS搭載のMatePad 11等と共通のM-Pencil 第2世代に対応。上部側面にくっつき自動でペアリング・充電ができます。4096段階の筆圧検知ほか最小遅延2msという驚きの数字を謳っていますが、この低遅延は「OneNote for Windows 10にのみ対応」とのこと。

 キーボードを取り付ければノートPCとして使うことができます。中国ではSurfaceのようなキーボードとiPad用Magic Keyboardに似たキーボードの2種類がありましたが、日本では前者のみ。角度調整が可能で、最大160°まで傾けてペンが使いやすい「クリエイティブモード」にも対応します。

 指紋認証センサー一体型電源ボタンを搭載します。端子はUSB Type-C(Thunderbolt 4)と3.5mmイヤホンジャックのみ。インカメラだけでなくアウトカメラも搭載。重さは約709gで、本体にキックスタンドがあるSurface Pro 8(891g)より大幅に軽量です。

 プロセッサーは第11世代インテル Core i3-1110G4と第11世代インテル Core i5-1130G7の2つから選べます。中国では存在するCore i7モデルが無いのは残念。

 i3モデルはWindws 11 Sモード(解除可能)、実行メモリ8GB、SSD128GBで8万8800円。キーボードは別売りで1万3200円ですが、発売記念キャンペーンとして100円でセット購入が可能です。i5モデルはWindows 11 Home、実行メモリ8GB、SSD256GB、キーボードも付属し13万9800円。

 どちらもM-Pencil 第2世代は別売で、1万2980円。キャンペーンで100円でセット購入が可能です(i3モデルはペンかキーボードどちらか選択)。プロセッサーの違いだけでなくi3モデルはストレージ容量も心許ないため、多くの方がi5モデルを選ぶのではないでしょうか。近いスペックのSurface Pro 8より安く買えるため、120Hzが不要な人にとっては有力な選択肢になりそうです。

MateBook 14

 筐体はほぼ同じで2020年モデルからプロセッサーが新しくなり、Windows 11搭載になったものです。海外では90Hz対応などパワーアップした14sが存在しますが、今回は見送られたようです。

 画面は比率4:3と縦長、解像度は2160×1440。タッチ対応は実行メモリ16GBモデルのみ。最近中国で発表された最新のMateBook X Pro 2022はベゼルレスながらインカメラをベゼルに設置していますが、これは従来通りキーボード内蔵のポップアップ式。

 プロセッサーは第11世代インテル Core i5-1135G7。前世代のようにRyzenモデルも追加されるかも知れません。実行メモリは8GBと16GBから選べ、SSDは512GB。ポートはUSB-C×1、USB-A(USB 3.2 Gen1)×1、HDMIx1、3.5mmヘッドホンジャックx1となっています。指紋認証一体型電源ボタンを搭載。重さは約1.49g。

 価格は実行メモリ8GBモデルが14万4800円で、16GBモデルが16万4800円。プラス100円でHUAWEI Classic BackPack 2021やWi-Fiルーターなどをつけることができます。

MateBook D 14

 廉価帯のDシリーズは今まで15型がありましたが、今回は14インチ。安くて大きすぎないPCの需要に応えるための投入でしょうか。

 画面は一般的な16:9の比率で解像度はフルHD。タッチには対応しません。D 15との違いとして、180度開くようになっています。インカメラはキーボード内蔵のポップアップ式。

 プロセッサーはMateBook 14同様第11世代インテル Core i5-1135G7。実行メモリは8GB、SSDは512GB。ポートもUSB-C×1、USB-A×2(3.2 Gen1×1、2.0×1)、HDMIx1、3.5mmヘッドホンジャックx1となっており、指紋認証一体型電源ボタンを搭載するなどMateBook 14とほぼ同じですが、重さは約1.38kgで軽くなっています。

 価格は12万9400円。処理性能が同等のMateBook 14と1万5000円の差なので、ディスプレイの違いで考えると良さそうです。

MateView 28 Standard Edition

 昨年発売されたMateViewの機能削減版です。基本は変わらず、4K+の解像度で比率3:2という珍しいモニター。下側面の「スマートバー」により直感的な操作が可能です。

 昨年のモデルはワイヤレス接続に対応していましたが、今回は有線接続のみになっています。NFCも削除されていますが、これは一部のHuaweiスマホでなければ使えない機能でした。

 ポートはUSB-Cx1(135W電源のみ)、USB-Cx1(ディスプレイ接続、データ転送、最大65W充電)、USB-A 3.0×2、HDMI 2.0(50hzまで)x1、MiniDPx1(DP1.2)、3.5mmヘッドセットとマイク2-in-1ジャックx1となっています。

 価格はワイヤレス接続対応モデルより1万円安い7万9800円。常に家でパソコンに接続して使うなら有線接続で何ら問題ないので、かなり買いやすくなったと思います。

 今回の新製品はいずれも3月8日予約開始、18日発売予定です。公式サイトではFreeLaceまたはFreeBuds 3とHUAWEI Band 4がギフトとして付いてきます。Amazonでもクーポンが発行されています。

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