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個人向け最上位グラボきた!「Geforce RTX 3090 Ti」発表

 Nvidiaは、コンシューマー向けGPUの最上位モデル、「Geforce RTX 3090Ti」を正式発表しました。米国では1999ドル、日本では32万7800円から。

  GeForce 3090 Tiは、現行のRTX 30シリーズの頂点に位置していた「RTX 3090」の改良版。2020年9月に登場し、登場から1年半が経過したRTX 3090に代わって、世界最高レベルのゲーム性能を提供することが可能です。Nvidiaは今年初めに行われていた家電見本市、「CES 2022」にてその存在を発表、1月中に詳細を伝えるとしていましたが、ようやく詳細なスペックと販売が決定した形です。

 RTX 3090TiのスペックをRTX 3090と比較すると、性能を左右するCUDAコア数は微増にとどまっている一方で、動作クロックが高く設定されており、78 RT TFLOPS、40 シェーダー TFLOPS、320 Tensor TFLOPSを実現しているとのことで、Geforce RTX 2080Tiより60%高速、TITAN RTXより55%高速なゲーム性能を実現できるとアピールしています。ビデオメモリはGDDR6Xの24GBで、帯域幅はRTX 3090の19Gbpsより高速な21Gbpsであるようです。

 RTX 3090と同様に、同規格のグラフィックボード同士を接続することで性能を高める「NVLink」にも対応。ただしこの機能はゲームによってはむしろフレームレートの低下を引き起こすこともあり、注意が必要。

 8K解像度でのゲームのプレイも視野に入れており、DLSS対応のゲームを8K60fpsでプレイすることもできるとのこと。一方消費電力は350Wから450Wへと向上しており、850W以上の電源ユニットを推奨しています。

 国内ではNvidia謹製の「GeForce RTX 3090 Ti Founders Edition」は取り扱われず、MSIやASUS、Gigabyteといったメーカーから登場します。

MSIより国内投入が発表されている「GeForce RTX™ 3090 Ti SUPRIM X 24G」

    GEFORCE RTX 3090 Ti GEFORCE RTX 3090
GPU エンジンの仕様: NVIDIA CUDA® コア 10752 10496
  ブースト クロック (GHz) 1.86 1.70
  ベース クロック (GHz) 1.67 1.40
メモリ仕様: 標準メモリ構成 24 GB GDDR6X 24 GB GDDR6X
  メモリ インターフェイス幅 384 ビット 384 ビット
電力仕様: グラフィックカード電力 450W 350W
  システム電力要件 850W 750W
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