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【朗報】グーグル、歴代ピクセルを自己修理可能に!

 Googleは、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアおよびEUの一部の国のPixelユーザー向けに、ユーザー自身が端末の部品を購入して修理できる、端末自己修理プログラムを発表しました。

 Googleが発表した自己修理プログラムの対象は初代除く歴代Pixel。Pixel 2からPixel 6 ProまでのPixelデバイスを対象としたもの。ユーザーは、個人でディスプレイやカメラ、バッテリーなどの純正部品を購入し、修理サービスを利用することなく自身で修理を行うことができるようになります。

 また、端末の精密な分解レポートで有名なアメリカの修理企業「iFixit」との提携により、それぞれの部品とともに修理に必要な工具や修理ガイドもセットで販売されるとのこと。

 この自己修理サービスの正式な開始日についてはまだわかっていませんが、サービス開始後は、iFixitの公式サイトから部品や修理キットを注文可能になる模様です。

 なお、公式発表には「修理の専門家や、関連する技術的経験を持つ熟練した消費者が部品にアクセスできるようになる」との記述があることから、この修理サービスは専門知識を持たない一般ユーザー向けではないと考えられます。

(画像出典:iFixit)

 Googleが発表したセルフ修理サービスは、Samsungがつい最近発表した「Self-Repair Program」や、Appleが昨年11月に発表した「Self Service Program」とほぼ同じ内容のもの。大手スマートフォンメーカーが、立て続けに自己修理サービスを発表していることから、今後大手他社においてもこういったサービスが発表される可能性は非常に高いものと見られます。

 このサービスが日本国内で利用可能になるかはわかっていませんが、技適という大きな壁があることから、国内でのサービス導入は容易ではなさそうです。

 ここ最近は、ソフトウェアアップデートの長期保証や今回の自己修理プログラムなど、「ユーザーの権利」を保証・拡大する動きが大手各社で活発になっています。この動きはユーザーの信頼度を大きく向上させるものであり、今後さらに広がっていくことが期待されます。

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