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待望の高性能旗艦「motorola edge 30 PRO」に触れる!前面平坦144Hz駆動でめちゃ高級感アリ

 モトローラ・モビリティ・ジャパン合同会社は新製品説明会を開催するとともに、発売前の実機を披露しました。

 これまで日本市場では廉価モデルを中心にラインナップを展開、折り畳みフォームファクタながらミッドハイ性能のrazr 5Gを投入するなどしてきましたが、今回ついにハイエンド5Gスマートフォン「motorola edge 30 PRO」を投入です。

 カラーは青とも緑ともつかない独特の色合いで上品。表面処理はすりガラス調のマット。非常に高級感があります。筐体はIP52防滴。

 グローバル版には複数色ありましたが今回は「コスモブルー」一色。この色を選択した意図として、ブランドの旗艦となる本機に、モトローラのブランドカラーに色を合わせたといいます。

 SoCはSnapdragon 8 Gen 1、電池は容量4800mAh、急速充電は68Wで急速充電器68W Turboチャージャーを同梱します。無線充電にも対応。

 画面解像度は2400×1080、サイズは6.7インチ。広い情報表示量を誇ります。

左 iPhone 13 Pro(6.1型, 146.7 × 71.5 × 7.65 mm, 203g)、右 motorora edge 30 PRO(6.7型, 163.56 × 75.95 × 8.49mm,194g)

 ちなみに発売が遅れた理由としては、昨今の世界的な混乱により部材調達に影響を受けたため。

 過去には背面モトローラロゴに指紋認証センサーを内蔵するのもひとつの特徴でしたが、今回生体認証は側面電源ボタン内蔵の指紋認証センサーに。

側面 上から音量キー、指紋認証内蔵電源ボタン

 電源ボタンのダブルタップ(非押し込み)にてランチャーを呼び出し、任意の指定アプリの素早い起動する「パワータッチ」も。

 モトローラらしい複数の独自機能を備えますが、このうち、筆者のお気に入りが「手首をひねる動作」でのカメラ即時起動。廉価モデルではスリープ時からのカメラ起動にもたついたりしますが、ハイエンドモデルらしく本機のカメラ起動は比較的高速。

 背面左右両端はエッジ形状。ですが、前面はフラット。

 グローバルでは当初Motorola Edgeといえば湾曲画面だったのですが、最近は薄型モデルや本機もEdgeの名を冠しています。これは薄型や144Hz駆動ハイエンドといった尖った特徴という意味でのエッジとのこと。

 高駆動有機ELディスプレイを搭載。基本的には144Hzと60Hzの自動切り替え。

 筆者が試せたのはChromeですがかなり滑らかな動作で満足感が高いです。少なくともWebView関連は快適そうです。あとはTwitterなど様々なアプリでどう使えるかですね。

 高駆動ハイエンド機では気になってくるのが発熱。グローバル版では当初発熱問題も指摘されていましたが、対策しているのか?

 製品開発段階で評価しておりハードとソフトで対策しているが、ハードに関しては非開示、ソフトに関しては発熱と性能のバランスを取るようチューニングしているとのこと。

 高性能商品を出していく課題として、AIでユーザー状況を分析して発熱を抑制するなどの対策も今後は施したいとしました。

 展示実機では短い時間でのハンズオンとなりましたが、特に発熱する様子はありませんでした。Snapdragon 8 Gen 1、144Hz駆動、4800mAh電池、68W急速充電といった高性能な仕様であるだけに、ヘビーに利用した場合にどうなるのか気になるところです。

 カメラについてはHDRや夜景モード(ナイトビジョン)、Pro(マニュアル)モード、スポットカラーなど様々な機能に対応します。

 広角メインカメラはOISを搭載し手ぶれ補正を強化しているほか、従来一方向だったAFを本機は全方向に合わせられるようにして合焦性能を高めているといいます。

 スマホのマクロカメラは機体自体の影になってしまい使い物にならないことが多いのですが、本機のマクロは最上部、つまり機体の隅に位置しているのが好印象。こういう配慮、できてるメーカー少ないですよね。

左から深度、5000万画素メイン広角、そして超広角兼用マクロ5000万画素

 端の5000万画素超広角カメラで寄れます。下手にレンズ数だけ増やした廉価機種のおまけマクロカメラよりはまだ期待できそうです。

 スピーカーはステレオでDolby Atmos対応。音響面にも力を入れたようです。確かに横画面時の音の偏りは少なかったです。

 今年のスマートフォンラインナップでは、大手携帯会社はiPhoneばかり投げ売りハイエンドAndroid端末がやや不作の印象で、メーカー各社の販路拡大も進んでいます。モトローラがハイエンド端末をしっかり公開市場向けに投入してきたのは大きく評価したいところ。

 発売日は2022年6月3日。8/128GBモデルは8万6800円、12GB/256GBモデルは8万9800円。販路はMotoストア、Amazon、各MVNOや家電量販店。携帯四社、楽天モバイルのVoLTEにも対応します。ドコモ5G n79には非対応。

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