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折りたたみ完成形?HUAWEI Mate XS2海外評

 Huawei社最新の折りたたみ式スマホ、「HUAWEI Mate XS2」ですが、PhoneArenaによるレビュー記事が出ています。

 デザインはHuaweiお馴染みの外折りデザインで、先代より薄く軽い5.4mm、折りたたみ時11mm、重量255gとなっています。このサイズの折りたたみスマホでこの薄さと軽さは驚異的とのこと。クリック感のあるヒンジは健在でHuaweiによると70%もフラットになったそうで、折り目がとても目立ちにくくなっています。背面左端にはカメラモジュールと統合されたフチがあり、グリップ感を高めています。

 Mate XS2は高スペックのディスプレイを搭載。2480×2200の7.8型OLEDディスプレイで、120HzのリフレッシュレートとP3ワイドカラー色域となっています。スクリーンはゴージャスな見た目でとても明るいとのことです。折り目が目立たないこともあってとても奇麗そうです。折りたたみ時は6.5型の1176×2480、触り心地の良いガラス風の質感となっているとのこと。

 XS2のSoCは「Snapdragon 888」を搭載し、2.84GHzの高処理コアが一つ、2.42GHzのコアが3つ、1.8GHzのコアが4つの8コア構成となっています。レビューに使用された端末は8GBの実行メモリと256GBの内蔵ストレージを搭載しています。ハードウェア面で惜しい点は5G非対応であるということ。SoCは最新世代ではないもののパフォーマンスはとても最適化されており、ラグや引っかかりもなくスムーズに動くそうです。

 OSは広いスクリーンを有効活用するUIデザインをしており、スプリットスクリーンや小型ウィンドウ機能、折りたたみと展開時にウィンドウサイズを自動調整する機能など折りたたみスマホという特質を最大限生かすデザインをしているようです。Googleのサービスはもちろん非対応ですが、それ以外は折り畳みスマホとして良好な機能性をしているとのことです。

 先代からの大きなアップグレード点の一つはカメラ。本機は3眼となっており5000万画素のメイン、1300万画素の超広角、800万画素の3.5倍望遠レンズというスペックになっています。前面には1070万画素のセルフィカメラが搭載。Huaweiによると画質を向上させるシステムが搭載されており、試しに撮影した画像は満足のいくクオリティだったそうです。

 電池容量はわずかに改善し、100mAh大きい4600mAhとなっています。66Wまでの高速充電とワイヤレス充電、リバース充電に対応しています。HUAWEIによると30分間で90%チャージが可能。

 Googleのサービスに対応し内折りである「Samsung Galaxy Z Fold 3」が競合対象になると考えられますが、ハードウェア的にはどちらも同じくらい良いと評価しています。総評としてプレミアム感があり、折りたたみスマホで最も重要なヒンジメカニズムを完成させた一台と高評価しています。

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情報元PhoneArena
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