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ZTE Axon 40 Ultraが日本登場?と思いきや単なる配送

 国内ではY!MobileのLiberoシリーズやRakuten BIG程度でしか見かけなくなってしまった中国スマホメーカーのZTE。先日、ZTEのフラッグシップスマホである「ZTE Axon 40 Ultra」がグローバルにて発表されましたが、これが日本でも購入できることがわかりました。

 ことの発端はZTEの公式Twitter。ZTE Axon 40 Ultraグローバル版のリリースに寄せられた、「同機種が日本で利用できるか?」との質問に対して、なんと日本でも発売されるかのような返信が。

 これが国内キャリアなどから販売されるという意味であれば、ZTEにとっては久しぶりのハイエンドスマホ投入となります。本当でしょうか?

 ところが6月8日になっても特に日本市場投入の発表はありませんでした。

 たしかにAxon 40 Ultraの購入ページに記されている配送先には日本が含まれており、輸入代行業者などを用いずに直接購入可能であるとみられます。

 一方で対応バンドは欧州版か非欧州版の2種類しか掲載されておらず、日本ではSoftBank以外での利用は非現実的。それ以外にも先代のAxon 30 Ultraは技適を取得しておらず、ZTEの日本向けサイトでもAxon 40 Ultraには触れられていません。

 ウェブ魚拓サービスのWayback Machineを用いて、ZTE Globalの配送ポリシーのページを調べてみたところ、2021年の4月から8月の間に配送先に日本が追加されていました。Rakuten BIGのベース機種としても知られる「Axon 20 5G」はこれより前に発表されていますが、個別ページの配送ポリシーでは日本も含まれており、多くの製品に対して日本への配送に対応した、ということになりそうでしょうか?

 上記のバンドなどから推察するに、少なくともAxon 40 Ultraには技適マークは入っていないものとみられます。またAxon 30 Ultraといった技適マークがないことが確認されているスマホにおいても、日本への配送に対応しています。

 ZTE Globalの返答は、直ちに日本国内正規販路で流通させることを必ずしも意味せず、単に日本配送に6月8日以降対応との意味だろうと考えられます。

 今後、バンド対応を拡充した上で技適を取得したモデルを日本正規販路で販売するようになってくれると嬉しいですね。

 ZTE Axon 40 Ultraは10万円前後のフラッグシップスマホ。インカメラに第三世代の画面下カメラを搭載、また6.8インチの大柄な画面とエッジディスプレイにより、極限まで表示領域を最大化している点が特徴です。

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