VRデバイスMeta Quest 2などで遊べるVRソーシャルプラットフォーム(メタバースとも言う)「VRChat」に、日本の市町村が(ガチで)やってきました。
参入するのは兵庫県・養父市。「バーチャル市役所」や、「明延鉱山」など、同市に関連したコンテンツが楽しめる「バーチャルやぶ」と呼ばれるワールドを「VRChat」で公開中です。
ここでは、採掘ゲームを楽しんだり、鉱山で運行されていた「一円電車」に乗って、観光名所を巡ることが可能です。
本作はユーザー制作ワールドをゲーム内で公開可能で、養父市はそれを活用しワールドを公開した形。ちなみに同市は、お笑いで有名な吉本興業と提携しており、今回のワールド作成は、メタバース事業の一環とのこと。
YouTubeでは、6月末に行われたオープニングイベントの様子が公開されており、お笑い芸人のガリガリガリクソンさんに加えて、養父市の広瀬栄市長も、まさかのアバター姿で登場。
養父市、人口は2万人と結構な田舎なのですが、そんな地域が(流行りに乗っかったとしても)メタバースに殴り込むというのは、結構スゴいんじゃないでしょうか。
「バーチャルやぶ」では、今後仮想空間と現実世界を結ぶイベントを実施するなどを実施予定。「VRChat」内で「virtual yabu」と検索することでアクセス可能です。