Samsungは、同社のハイエンドタブレットであるGalaxy Tab S8シリーズに対して、端末のOSとOne UIを更新するファームウェアの配信を、ヨーロッパと韓国版の端末に向けて開始しました。
このアップデートを本体に適用すると、端末のOSはAndroid 12からAndroid 12Lに、One UIのバージョンは4.1.1になるとのこと。これにより、OSがタブレットの大きな画面により適応し、利便性が向上します。
なおAndroid 12Lを搭載したSamsung製端末は、2022年8月に発表されたGalaxy Z Fold4のみであり、それに続く2番目の端末ともなります。
Galaxy Tab S8シリーズ向けのAndroid 12Lでは、Galaxy Z Fold4と同じようなタスクバー機能が新たに追加されます。タスクバーは、アプリを開いている時にも画面下部に常駐するため、エッジパネルを使うよりも素早く、アプリウィンドウの分割やポップアップ表示を行うことができます。
Android 12LのDockみたいなやつ、すごい便利そうだった!!Apps Edgeみたいな使い方ができる!! pic.twitter.com/pcXtBgsXoY
— ひかるん (@hikarun_mikan) August 15, 2022
また、One UI 4.1.1の新機能として、OCR(工学的文字認識)の機能が強化され、画像からテキストを抽出したり、様々な言語へ翻訳できるようになるなど、細かな点でもユーザー体験の向上が期待できます。
国内向けに販売されているGalaxy Tab S8+、およびGalaxy Tab S8 Ultraに対してもこのアップデートが順次配信される見込みです。