弊誌はアフィリエイト広告を利用しています。

ロボット掃除機の本命!?Xiaomi エコシステム対応Dreame W10 レビュー

 Xiaomi エコシステム対応のDreame W10を提供して頂きました。レビューしていきます。

開封

  開封していきます。余談ですが、箱がバカでかいです。本当に部屋のドア通るかどうかスレスレです。そして重たい。

 超分厚いユーザーマニュアルが付属します。多機能ロボット掃除機には嬉しいマニュアルですが、日本語がありません。それどころかメーカー拠点の中国語すらありません。レビュー用の品なので実際に日本向けで販売されているものとは異なるのでしょう。

 箱から出てきたのはロボット掃除機本体。丸形ではなく、片側のみ平面という変わったデザインです。

 丸い方が一応進行方向です。こちらに充電用の端子や、排気部分、LiDARなどが備わっています。

 後方はシンプルなデザイン。

 上蓋を開けるとダストボックスにアクセスできる仕組み。

 取っ手はなく、引っ張り出す仕組み。

 ダストボックスの容量は結構少なめ。蓋は力技で開けるタイプ。可動部分が少ないので故障リスクは少なそう。

 底面を確認します。開封時にはアクセサリーは装着されておらず、別途同梱されているアクセサリーから取り付ける必要があります。

 同梱されているアクセサリーはモップ、ブラシ、掃除用ブラシ、電源ケーブルとシンプル。

 モップは飲食店でよく見かけるしっかりしたタイプです。

 毛先が太く、しっかりしているのでキッチンの油汚れやなかなか落ちない汚れによく効きそうです。

 同梱されていたアクセサリーをすべて装着するとこんな感じ。今までの掃除機と大きく異なると感じたポイントはブラシです。最近のロボット掃除機は2つ大きめのブラシを搭載し中央の吸引部に集めるタイプが主流でしたが、本機は片側な上、見たことないくらい非常に小さいブラシを搭載しています。

 正直にこれ大丈夫なのか?と思いましたが、そもそもブラシの役目はロボット掃除機が直接吸引できない部屋の端部分を掃くためのもの。普通の掃除機であれば吸引部分しかないので、そう思えば思いっきりシンプルにしちゃっても良いものなのかもしれません。

 続いて充電ステーション。この充電ステーションは只者ではなく、ブラシの自動洗浄に加え自動乾燥機能を備えています。

 充電ステーション部分を拡大すると、大きくモップを洗浄できる箇所が確認できます。しかし、このタイプも日常的に使っていると汚れが気になりますよね。

 DreameのW10はまさかの着脱可能。隅のロックを解除すると……。

 下部品をまるごと取り出て洗浄することができるのです!

 自動清掃のイメージとしてはこのようなかんじ。モップが地面の凹凸に合わせて汚れを落とすしくみ。しかも使ってわかったのですが、マグネットで着脱も簡易になっているのにびっくり。楽!!!!

 取り外したあとのチャージャーはシンプル。拭き上げするだけで簡単そう。

 続いてタンクの上部を開封していきます。

 蓋を開けると中にはクイックスタートガイドがど同梱されていました。キミ、ここじゃなくでダンボールを開けた1番目にいたほうがいいよ。

 タンクはバカでかいです。

 タンクの清掃は非常に容易。蓋があるので中身まできれいに洗うことができます。

 普段の吸水は手前の給水口で簡単に行えます。

 充電ステーションに納めると出っ張りがなく、非常にスッキリしたデザインです。最近でいう無印系でしょうか。無駄なものがなく、非常に洗練されています。

使ってみた

 早速使っていきます。本製品はネットワークに接続することで、アプリから細かい制御やコントロールを行うことができます。

 アプリはMi Homeを使います。Xiaomiのエコシステムを採用しているので、UIもシンプル。しかしながら日本語は怪しいところが何箇所かあります。

 アプリを立ち上げると通知の許可を求めるダイアログが表示されました。筆者はiPhoneで設定したのですが、重大な通知を求められました。IoTデバイスで重大な通知が必要になる瞬間とは……。

 ログイン・アカウントを作成できればロボット掃除機をペアリングしていきます。本来は自動で探索が行われるのですが、うまくいかず手動でペアリングすることに。しかしまあ、Xiaomiエコシステム採用している製品の多いこと……。

 いつも通りにネットワークに接続します。本製品は2.4GHz帯のみ対応しています。接続がうまくいかない場合は要チェックです。

 設定項目は非常に豊富。今では当たり前になったカーペット検出機能に加え、絨毯ブースト機能が搭載。ただカーペットと絨毯は同じでは……?と思いましたが、カーペットより吸引力が求められる”絨毯”を識別し、更に吸引力を上げることができます。筆者の家で使用しているカーペットはふわふわ系なので、絨毯ブースト機能はありがたいです。

 また、使用していくと消耗品の交換タイミングをお知らせしてくれます。交換タイミングを忘れた、気づかなかった、ということもなく便利です。

 部屋の清掃を始めてみました。右手前のみにブラシがついており、しっかり清掃できるのか?と不安でしたが、実際に動かしてみればノープロブレム。隅もしっかり掃くことができていました。スペックも特盛なのにキッチン下のような場所もしっかり入っていくことができていました。

 カーペットをしっかり識別し、パワーを上げていることも確認できました。カーペットでは最大力の吸引力を使うので、ゴミを残すことなくしっかり掻き出せていました。マップの生成も非常に綺麗です。

 チャージステーションに戻ると上部のディスプレイにはチャージ状況が表示されます。

 続いて水拭きを試してみます。水拭き時は丈夫のディスプレイでモップのクリーニングが行われて出発します。

 後方に設置されたモップは高速に回転してフローリングのみを水拭きしていきます。カーペットでは水拭きしないよう動作するようです。

 通常モードで水拭きされたあとの床面です。水滴がわかるレベルですが、少し待てば乾きました。水滴がきになる場合はより水分量を減らしたモードにすることで、調節できます。

 通常の清掃と水拭きは同時に行えます。お好みで設定してみてください。

音声アシスタント対応

 パッケージに対応している表記がないものの、本製品はGoogle Assistant及びAmazon Alexaに対応しています。接続方法に落とし穴があるので要注意。アプリはMi Homeを使用しましたが、音声アシスタントの接続にはDreameのサービスを指定する必要があります。

 GoogleではDreame Bot MiHomeと検索をかけ、ログインすると接続することができます。

 Amazon AlexaはスキルでDreameを有効化し、アカウント認証すると使えるようになります。

総評

 見た目はシンプルで、でも機能は全部欲しい!という欲張りさんにオススメ。充電ステーションのディスプレイもXiaomiらしさを感じるインターフェースが非常にかっこいいです。

 掃除機能はブラシが一つ少ないものの、全く気にならないくらいしっかり吸引してくれます。水拭きは高速に回転するブラシでキッチン周りの汚れもしっかり落としてくれます。水拭きされたモップはステーションに戻り次第、自動で洗浄・乾燥まで行うので、非常に衛生的です。

 マップの生成機能も問題なし。エリア制限も別途アクセサリー不要で、スマホから設定できるのも楽ちんです。興味のある方はぜひチェックしてみてください。

Dreame W10 ロボット掃除機 吸引・掃除・水拭き・モップ洗浄・乾燥 レーザーレーダーナビゲーション 4000Pa強力吸引 高精度複3階マッピング機能 バーチャルウォール Alexa Wi-Fi対応 APP遠隔操作 自動充電 静音設計 2年保証

すまほん!!を購読しませんか?

Twitterでも最新更新を配信・通知しています

フォローする 再度表示しない