Googleは、同社が展開していたクラウドゲーミング事業である「Stadia」の撤退を発表しました。
Stadiaは2019年の11月にサービスを開始したクラウドゲームサービス。Chromeやテレビからアクセス可能な手軽さが魅力で、14か国でサービスを提供していましたが、日本ユーザーへ提供されることはありませんでした。
Googleは撤退理由について、単に「ユーザーからの想定より得られなかった」としています。
Stadiaの競合はNvidiaの「GeForce Now」やSonyの「PlayStation Now(現PlayStation Plus内サービス)」、MicrosoftのXbox Cloud Gaming(Xbox Ultimate Game Pass)など、ゲーム分野に下地を持つ企業のサービスばかりであったため、というのもありそうです。
Stadiaは2023年の1月18日にサービス終了予定で、それまでにゲームおよびアドオンコンテンツの払い戻しを行えます。
Googleは声明にて、Stadiaで培った技術はARやYouTubeなどで活用できるとし、加えて引き続きゲームにコミットすると語っています。