9月1日にLenovoは、眼鏡型のウェアラブルディスプレイである「Lenovo Glasses T1」を発表しました。今年後半に中国で先行販売され、来年に一部の市場で販売されるようです。
Lenovo Glasses T1は、USB Type-C端子を利用して映像入力を行えるメガネ型デバイス。接続する機器はDP Alt Modeに対応する必要がありますが、オプションのアダプターでHDMIおよびLightning端子を備える端末から利用することも可能、よってApple製端末やゲーム機などでも利用できます。
また、バッテリーは搭載せず、USB Type-C端子を介した給電が必要です。
解像度は片目FHD(1920×1080)で、MicroOLEDディスプレイを採用。リフレッシュレートは60Hz。表示される画面サイズは不明。
日本でも販売されている「ThinkReality A3」はARに対応し、PCに接続することで複数の仮想ディスプレイを使用することができましたが、Lenovo Glasses T1はARには対応せず、入力された映像を表示するのみです。
価格は不明ですが、先述のThinkReality A3は19万2500円であることから、より安価で手の届きやすい価格になるものとみられます。願わくば4万円台の「Nreal Air」よりも安くなってほしいところ。