Android搭載電子ペーパータブレットを開発・製造する中国企業ONYXは、新型タブレットの「BOOX Tab Ultra」を発表しました。
「BOOX Tab Ultra」のデザインは、BOOXシリーズの特徴でもある非常にシンプルで高級感のあるデザインを継承しており、背面にはアクセントの模様が刻まれています。本体カラーは、側面がブラックで、背面パネルは指紋防止コーティングが施されたファントムブラック色。
また、BOOXシリーズの電子書籍リーダーにはこれまでカメラがありませんでしたが、「BOOX Tab Ultra」には、1600万画素のリアカメラが搭載されています。ドキュメントのスキャンやOCR、さらにサードパーティー製写真アプリにも対応し、よりビジネスでの利用の幅が広がりました。
「BOOX Tab Ultra」は、解像度1404×1832の10.3型E-Ink(電子ペーパー) Carta HDディスプレイを搭載。BOOX Super Refresh Technologyによって、スムーズな操作と画面表示を実現するほか、バックライトは、寒色と暖色を選択でき、より目にやさしい仕様となっています。
OSにはAndroid 11を採用し、米Qualcomm製オクタコアSoCと4GBの実行メモリ、128GBの内蔵ストレージを搭載。microSDカードにも対応しており、最大2TBまでストレージを拡張することができます。
新たにマルチフィンガージェスチャに対応するほか、やナビゲーションバーを追加し、BOOXシリーズの他のE-Inkタブレットと比較してよりモバイル作業に適したUIを実現してます。
本体の外部接続端子はUSB Type-Cであり、6300mAhのバッテリーを搭載。公表値では、約3週間充電なしで使用することができるとのこと。
「BOOX Tab Ultra」は、BOOX公式オンラインストアにて既に販売中であり、本体価格は、基本モデルが599.99ドル(約8万7700円)から。オプションとして、「BOOX Tab Ultra」専用に設計された専用キーボードも用意し、「BOOX Tab Ultra」とキーボードのセットが659.99ドル(約9万6400円)で販売されます。
日本国内正規代理店であるSKTからの国内販売は、現在のところ発表されておらず、国内版が販売されるかは不明です。
OS | Android 11 |
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メモリ | 4GB |
容量 | 128GB |
画面 | 10.3型 (1872×1404) E-Ink Carta HD |
カメラ | 1600万画素 |
電池 | 6300mAh |
寸法 | 225 × 184.5 × 6.7mm, 約480g |
その他 | microSDカード最大2TB Bluetooth 5.0 |