家電量販店の実売データを集計するBCNは、2022年通年のAndroidスマホの公開市場向けSIMフリーモデルの販売台数シェアを公表しました。
1位はOPPO、2位はXiaom、3位はSHARPになったと伝えました。
上位3位の顔ぶれは同じですが、OPPOが前年比で約10%ほど増えているといいます。
2021年はXiaomiが3位、SHARPが2位であったため、この点については逆転しています。
2021年ではその他扱いとなっていたMotorolaが4番手であることがわかります。
廉価モデルとしては1位がOPPO Reno5 A、2位がAQUOS sense6、3位がOPPO Reno7 A、4位がRedmi Note 11、5位がGalaxy M23 5Gとなっています。ちょうどいい廉価モデルを制するメーカーが、公開市場を制するといったところでしょうか。
多くのメーカーが売れ筋ではないハイエンドモデルに積極的ではない一方、特筆すべきが、ASUSが5位となっていることです。ASUSは廉価帯をやめてZenfoneシリーズやROG Phoneといったハイエンドモデルに注力しているため、快挙と言えるでしょう。
加えてハイエンドモデルも半年遅れながらもリリースし続けているSonyも同率5位です。
MMD研究所はユーザー動向調査に長けている一方、今回のBCNは実店舗販路の調査を得意としています。