証券アナリストMing-Chi Kuo氏は、 Appleのタブレット「iPad」シリーズについて伝えました。
それによると、次期iPad miniは2024年第1四半期に量産を開始するとのこと。
また、2024年には折り畳みiPadも登場する可能性があるとも。
同氏の最新の調査によれば、折りたたみ式iPadにはカーボンファイバー製のサポートフレームを搭載するとのこと。さらにカーボンファイバー製のキックスタンドも備えるといいます。
角度をより自由に固定できる高品位なヒンジや、キックスタンドを搭載すればするほど、重量に跳ね返ります。そこを新素材採用によって抑えるというのは面白いところです。
カーボンファイバーは軽量で耐久性に優れている一方、加工技術を要し水に強くないことから、スマートフォンにはほとんど採用されない傾向があります。
VAIO ZやOPPO Find N2といった、防水性を要しない一部の高級製品がこれを採用しており、同じく防水性不要で高級価格帯の折り畳みタブレットであれば、カーボンファイバー採用は合理性があると言えるでしょう。
Kuo氏はサプライチェーン筋を含む様々な情報源を有しており、Appleの次期製品の予測レポートの精度には定評があります。