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TSMC製造の中価格帯向けSoC「Snapdragon 7+ Gen 2」発表。

 米Qualcommは、中価格帯向けSoCの「Snapdragon 7+ Gen 2」を正式発表しました。

 「Snapdragon 7+ Gen 2」は、2022年に発表されたSnapdragon 7 Gen 1の後継となるチップです。Snapdragon 700番台として初めてSnapdragon 8 Gen 1/8+ Gen 1にも採用されたCortex-X2コアを搭載します。また、クロック周波数2.49GHzのCortex-A710コアを3つ、クロック周波数1.8GHzのCortex-A510コアを4つ搭載。Qualcommによると、Snapdragon 7 Gen 1と比較して50%性能が向上しているとのこと。

 新しいAdreno GPUも、200%性能が向上し、Snapdragon 8 Gen 1レベルのパフォーマンスを実現したとされています。

 Samsungの4nmプロセスで製造されていた先代のSnapdragon 7 Gen 1は、電力効率や発熱の問題で良い評価は得られていませんでした。

 一方、新しい「Snapdragon 7+ Gen 2」は、台湾TSMCの4nmプロセスで製造。Qualcommが2022年末に発表したSnapdragon 8 Gen 2は、同じくTSMCの4nmプロセスで製造されており、搭載する多くの端末でバッテリー持ちの向上が報告されています。

 同社の公表値でも、全体で電力効率が13%向上したとされており、連続駆動時間や待機時間の向上にも期待が高まります。

 そのほか、「Snapdragon 7+ Gen 2」では、2億画素カメラによる撮影や、4K/60FPSの動画撮影、1080p/240FPSのスローモーション撮影にも対応します。

 「Snapdragon 7+ Gen 2」を搭載したデバイスは、Redmiやrealmeなどのメーカーから今月以降に販売を開始するとのことです。

情報元Qualcomm
経由SamMobile
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