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延期を繰り返していたdアカウント「パスキー認証」、ようやくドコモが提供開始

 NTTドコモは、dアカウントのログイン認証手段「パスキー認証」を、2023年4月5日(水曜)より提供開始しました。

 これまでパスワードレス認証を利用する場合は「dアカウント設定アプリ」が必要でしたが、新たな認証手段であるWeb認証では、事前にアプリをインストールや起動することなく、利用するサービスのブラウザ上で同認証を利用可能となります。

 ドコモは当初FIDOアライアンスとW3Cが推進するWeb認証とPasskeyによる新たな認証手段を、2023年2月(予定)から提供開始すると告知していましたが、後に2023年3月下旬に。そしてさらに遅れて4月4日提供開始予定だったものが、「品質確認のためリリースを1日延期」して、本日4月5日より提供を開始する運びとなりました。

 Web認証を行うためには、「パスキー端末設定」が必要。iOS/iPadOS利用者は、、「パスキー端末設定」を一度設定すれば、新しい端末で再度の設定なしにパスキー認証を利用可能。「パスキー端末設定」の対象OSは、最新バージョンから順次拡大予定。

 なお提供開始に伴い、認証機能の名称を「パスワードレス認証」から「パスキー認証」へ、常にパスワードレス認証を行うための設定機能の名称を「パスワードレス設定」から「いつもパスキー設定」に変更するとのこと。

①いつもパスキー設定(パスワードレス設定):

 パスワードを使うことなく、どの端末からでもパスキー認証が求められ、オンライン・遠隔からの不正アクセスを防ぐことができる仕組みです。「dアカウント設定アプリ」から設定を行います。

②パスキー端末設定:

 今回から新規提供するブラウザ上で「パスキー認証」を行うための設定です。

 dアカウントメニューから設定できます。これにより従来のように「dアカウント設定アプリ」のインストールを行うことなく、「パスキー認証」が可能となります。

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