モトローラ日本法人は、「motorola razr 40 Ultra」および「motorola edge 40」を正式発表しました。
本記事ではmotorola razr 40 Ultraについて扱います。発売日は2023年7月21日、価格は15万5800円。
2023年8月22日19時13分追記:発売日が延期されていましたが、改めて発売日が決定しました。
海外では折り畳み最上位モデルの位置づけのrazr 40 Ultra。フィーチャーフォンの時代、初代RAZR V3(2000年)など早い段階で折り畳みフォームファクタの機種を投入したモトローラ。初の縦折りOLEDスマホを導入したのもモトローラであり、これまでのフォルダブルに関する豊富な蓄積を全動員、消費者が求めるソフト・ハードデザインの完璧なバランスを取った、革新的な機種に。
開くと縦長スマホ、閉じるとコンパクトに。
内側パネルは165Hzというぶっ飛んだリフレッシュレートの6.9型pOLEDで、HDR10+にも対応します。
底部はマット、重量は188gでそれほど重量を感じさせない持ち心地。
これまでの縦折りスマホは閉じた状態でのサブディスプレイが小さかったりしますが、とてつもなく大きい3.6型となっています。Google Mapや通知確認も捗りますし、再生中の楽曲の次曲送りやYouTubeアプリをそのまま動かしての動画撮影など多種多彩。しかもこのサブディスプレイも144Hzという高駆動で滑らか快適操作が可能。変態すぎる……。
背面画面も大きいので、強力な背面カメラで自撮りやグループ自撮りも確認しっかりしながら撮影可能。
モトローラさんに新型折り畳みスマホ「razr 40 Ultra」のおすすめ機能を教えてもらいました! pic.twitter.com/vVbI9A400Q
— すまほん!! (@sm_hn) July 6, 2023
カメラは1200万画素OIS PDAF、接写兼用超広角1300万画素の二眼。フロントカメラは3200万画素。スタンド不要、自由な角度で利用できるのも特徴です。手のひらをかざすとカウント後にシャッターを切る便利な機能も。
競合だとマルチウィンドウ系の機能が充実している場合もありますが、モトローラの場合は、ナビゲーションキー表示設定時にはスワイプジェスチャーでのマルチウィンドウ呼び出しが使いやすいです。
スワイプ分割でマルチウィンドウも pic.twitter.com/hCceVXtziW
— すまほん!! (@sm_hn) July 6, 2023
音響はDolby Atmos。SoCはSnapdragon 8+ Gen 1、実行メモリは8GB、ストレージ容量は256GB。国内プラチナバンドB8/18/19、5G Sub6 n77/78/79に対応します。スペックは以下の通り。
OS | Android 13 |
---|---|
SoC | Snapdragon 8+ Gen 1 |
メモリ | 8GB, LPDDR5 |
容量 | 256GB UFS 3.1 |
画面 | 6.9型 pOLED,165Hz可変駆動, 22:9 タッチ応答240Hz(ゲーム時360Hz) HDR10+, ピーク輝度400nit 外側画面:3.6型pOLED,144Hz可変駆動, HDR10+, ピーク輝度1100nit, タッチ応答120Hz(ゲーム時360Hz) |
カメラ | 1200万画素 f/1.5 OIS 1300万画素 f/2.2 超広角108° |
インカメラ | 3200万画素 |
電池 | 3800mAh, 33W有線急速充電、5W無線充電 |
寸法 | 170.83mm x 73.95mm x 6.99mm(最薄部) 折りたたみ時:88.42mm x 73.95mm x 15.1mm 188g |
その他 | 指紋認証, 顔認証, IP52 防滴防塵 |
折り畳みスマホは保証が課題ですが、今回画面破損1回無料サポートがあるので安心して利用できそうです。
通信事業者としてはIIJが独占。価格15万5800円のところを、IIJでは13万9800円、期間限定特価で11万9980円、さらにMNP特価で10万9800円の大盤振る舞いとなっています。
IIJと組んだのは、安くて求めやすい端末を出して業界を盛り上げていきたいなど方向性が合致したためだといいます。
なおモトローラとしては今後、海外版でもedgeシリーズは今後IP68に原則対応する方針。FeliCa部分は海外版には搭載しないため、そこは国内版独自。今回こそrazrという挑戦的機種のため見送ったものの、今後の機種はFeliCaを搭載していきたいと語りました。
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