Motorolaは、日本市場に5Gスマートフォン「motorola edge 40」を投入すると発表しました。価格は6万4800円。発売日は2023年7月21日。
Motorolaは本機を中上位帯、ミッドハイに位置付けます。日本市場を広範に調査し利用者の嗜好に大きく焦点を当てて設計、日本市場に受け入れられる、必要な要素を最大限取り込んだ機種だといいます。
筐体はIP68防水防塵。FeliCa搭載でおサイフケータイやマイナンバーカード機能にも対応します。
ディスプレイは6.55型のpOLED(折り畳み端末への搭載も可能なフレキシブル有機EL)で、画面左右両端はエッジディスプレイ。解像度はFHD+でHDR10+に対応。さらに144Hz高駆動によるぶっちぎりの高リフレッシュレートにも対応します。
思わず驚いたのがその軽やかさ。motorola razr 40 Ultraの影に隠れてしまいそうな機種ですが、持った途端にイメージが変わります。大画面の割には、狭額縁の上に20:9で縦方向に長く情報表示量を確保しつつ、幅はそこそこ狭くてけっこう持ちやすいです。ちょうどGalaxy S2x無印に近い印象。さらに広いわりには軽量(イクリプスブラック171g、ルナブルー167g)なので、重量が分散されて尚更軽量に感じます。
厚さは最薄部7.58mmと薄型なのも最高です。スタイリッシュなエッジだからこそ、なおさら持った時の薄さを感じられるでしょう。
軽量化のためもあって側面素材は樹脂フレーム。そして背面素材は、ブラックはヴィーガンレザー(人工皮革)、ブルーはアルミニウムと高級感を感じられるものとなっているのもいいですね。持った時の印象はぶっちぎりだと思います。
メインカメラは5000万画素で光学手ブレ補正に対応、大口径F値1.4の明るいレンズを採用。強力な位相差検出AFに対応し、動画での自動追尾AFにも対応します。
カメラは120度超広角の1300万画素カメラがマクロレンズを兼用します。よく廉価機種では見かけ上のカメラ数を稼ぐために低品質のマクロカメラを搭載して誤魔化す例が散見されるのに対し、本機はしっかりと超広角カメラで接写を担っているのは非常に好印象です。
「水平ロック」機能に対応。回転させても追随する強力な手ブレ補正を実現します。
水平ロック手ブレ補正おもろ!! pic.twitter.com/ZrP5E6vsUq
— すまほん!! (@sm_hn) July 6, 2023
SoCはDimensity 8020。発熱対策もハード・ソフト両面で行っているとのこと。実行メモリは8GB、ストレージ容量は256GB。
音響はDolby Atmos対応のステレオスピーカー。最大音量も大きく音質も健闘しています。昨今のMotorola機、スピーカーを強化したモデルも結構あって良いですね。
無線充電と有線68W急速充電に対応。三社プラチナバンドB8/18/19、5G Sub6 n77/78に対応します。
OS | Android 13 |
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SoC | MediaTek Dimensity 8020 |
メモリ | 8GB, LPDDR4X |
容量 | 256GB UFS 3.1 |
画面 | 6.55型 pOLED HDR10+, ピーク輝度1200nit 144Hz駆動, タッチ応答360Hz, |
カメラ | 5000万画素広角F1.4 OIS 120度超広角(マクロ兼用) |
インカメラ | 3200万画素 |
電池 | 4400mAh, 68W有線急速充電、15W無線充電 |
寸法 | 黒:158.43mm x 71.99mm x 7.58mm(最薄部)171g 青:158.43mm x 71.99mm x 7.49mm(最薄部)167g |
その他 | 画面内指紋認証, 顔認証 |
通信事業者としてはIIJが本機を取り扱い。直販motoストアでは価格6万4800円ですが、IIJの販売価格は5万7800円と安め、さらにMNP特価で3万9800円とのこと。
今年の廉価モデルはやや不作が多い予感がありましたが、Motorolaが見事にそんな不安を払拭してくれました。
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