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Nothing Phone (2)発表。スナドラ8+Gen1搭載、価格7万9800円から

 Nothing Technologyは、Nothing Phone (2)を正式発表しました。価格は7万9800円から。発売日は7月25日。色展開はホワイトとダークグレーの2色。

 前機種との外観上の差異は総じて細かな洗練に。新しい射出成形で表面精緻化、各要素での統一感ある感触、くぼみをつけて深みを出す、背面の隅をわずかに曲面化するなどデザインの完成度を高めています。

左から2機種がNothing Phone (2)

画面は可変駆動対応の120Hz有機EL、ベゼルを0.35mm狭額縁化

 LED発光機能Glyph Interfaceも進化。徐々にライト点灯や、朝起きた時明るすぎないなど改善や、Glyph RingtoneでSound Packからの作曲機能も。サードパーティアプリと連携し、Uber Eatsの配送到着を点灯通知もできるとのこと。

 新機能 Essential Glyph Notificationで作業を続けながら大事な通知を確認可能。特定の連絡先やアプリの通知を設定すると、スマホを開くまでGlyph Interfaceがライトで通知、大事な用件を最優先で処理できるといいます。着信音が鳴らせない環境なら、Flip to Glyphでライトのみの通知モードに変更も。

 OSはNothing OS 2.0。使いたいものを他に邪魔されないモノクロウィジェット、クイック設定機能でウィジェット作成可能など。

 カメラは1/1.56型 5000万画素 Sony IMX890、超広角の1/2.76型 ISOCELL JN1の二眼。動く被写体の細部も捉えるほか、SoCの強力なISPでRAW含む8枚から合成するHDR撮影も可能に。

 ハイエンドSoCであるSnapdragon 8+ Gen1を搭載、総合性能はSnapdragon 778G+を搭載していたミッドハイPhone (1) よりも80%向上、アプリを開く時間を半分に短縮、電力消費量/熱管理に関しては業界トップ、カメラも向上したと謳います。8 Gen2でないのは顧客への価値と価格の反映を考えたため。当初Samsung製造の8 Gen1も検討はしていたものの、TSMC 4nm製造のSnapdragon 8+ Gen1を選定、熱管理も電池消費も改善しており、最適な成熟した選択肢であったといいます。

 プラチナバンドB8/18/19、5G n77/78対応。Androidアップデートは3年間、セキュリティ更新4年間。

OS Android 13, Nothing OS 2.0
SoC Snapdragon 8+ Gen 1
メモリ 8/12GB LPDDR5
容量 最大128/256/512GB UFS 3.1
画面 6.7型 pOLED LTPO 120Hz (1080×2412)
ピーク輝度1600nit
カメラ メイン:5000万画素 1/1.56型 F/1.88
Sony IMX890 
光学式手ブレ補正
超広角:5000万画素 1/2.76型 F/2.2
ISOCELL JN1 
インカメラ 3200万画素 IMX615
電池 4700mAh
45W PD3.0
15W 無線充電
5W 無線逆充電
寸法 高さ : 162.1 mm
幅 : 76.4 mm
厚さ : 8.6 mm
重量 : 201.2 g
その他 IP54,ステレオスピーカー, デュアルSIM
画面内指紋認証, 顔解錠

  • 実行8GBメモリ/ストレージ128GBモデル:7万9800円
  • 実行12GBメモリ/ストレージ256GBモデル:9万9800円
  • 実行12GBメモリ/ストレージ512GBモデル:10万9800円

 日本市場はNothingにとって四番目に大きな市場とし、攻略の鍵となる携帯キャリアについては、パートナー何社かと話は進めてはいるものの、急激な拡大は望んでおらず、時間をかけて慎重に次の段階として考えていくとしています。

 なお、Nothingはスマホとそれ以外の製品の販売数累計が150万台を突破。ここ十年で参入した個人向けテック企業として大きな達成。社員200人から450人に、世界7箇所で増員。9600万ドルの資金調達を行うなど成長しており、今後も製品数を増やしていくとのこと。

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