株式会社ライバーは、メタバース「VRChat」などに対応する全身トラッキングデバイス「Uni-motion Core」をリリースしました。価格は3万3980円(税込)です。
「Uni-motion Core」は、トラッキングデバイス「Uni-motion」シリーズの新ラインナップ。VRデバイスの使用時、胸、両太もも、両すね(全5点)に同デバイス(トラッカー)をそれぞれ装着することで、「VRChat」内などで、アバターの全身を(脚や腰を含む)動かせます。
動作には乾電池を使用し、連続使用時間は24時間。トラッカーの重さは約15g (1つ/電池なし)です。全身トラッキング用のデバイスとして有名な「VIVEトラッカー(3.0)」は、トラッカー1つの重さが75g。比較すると「Uni-motion Core」の軽さが際立つ感じです。
また、光学式トラッカーと併用する仕組みによって、光学式モーションキャプチャで発生しやすいトラッカー飛びにも対応したとのこと。
今回ライバー社は、胸位置用のセンサーのみをセットにした「Uni-motion With」の発売も告知。こちらの価格は1万800円(税込)です。胸周辺のトラッキングだけ足したい人は、同デバイスを買う方が節約になりそうです。
余談ですが、全身トラッキング用のデバイスは、「VRChat」といったメタバースユーザーのほかVTuberなども使用する場合があります。アバターの全身を動かしたい人はいろんな方面にいるってことですね。
そんなトラッキングデバイス領域ですが、現在は複数の企業が事業展開中。先日には株式会社Shiftallが、ワイヤレス型の全身トラッキングデバイス「HaritoraX ワイヤレス」をリリースしました。