シャープはAQUOS sense8を正式発表しました。公開市場版の想定価格は5万円台後半を予定。
2017年にAQUOS senseシリーズを開始後、6年で7モデルを展開。累計1000万台以上を出荷した、日本のAndroidスマートフォンのど真ん中、中心を押さえてきた自負があるといいます。
一方でプラットフォーマー自身が提供されるハードウェア(Pixel)のような例も出てきて地殻変動が起きている、商品の作り方や考え方を変えなければならないとしました。ただ悪いことばかりではなくAndroidへの世間の印象が良くなることや、商品の磨き上げのきっかけになるとポジティブに受け止めている部分もあるとしています。
まさに今回のsense8でいうと、長らく60Hzだったパネルリフレッシュレートを90Hzに高駆動化していますが、これはまさにPixelシリーズに良い影響を受けた部分にあたるそうです。
ど真ん中の最新作AQUOS sense8で今回シャープが提案するのは、「気軽に使えるカメラ」と「ガッツリ使える電池持ち」の2点。
この2つを挙げた理由は、スタンダードのスマホの変化があるといいます。数年前まではこのスタンダードを選ぶ顧客は、あまりスマホを使わないタイプの人だったといいます。しかしそれがスマホの楽しさに気付いてよりガッツリ使うようになり、それに伴ってカメラもパフォーマンスも向上、ガッツリ使うようになったからこそサッと取り出して気月に使いたい。そういうニーズが大きくなっているといいます。
このガッツリと気軽の両方を満たすことが今のど真ん中であると考えているとのこと。
カメラについては、構成としては全画素PDAFとOIS(光学式手ブレ補正)に対応した1/1.55型撮像素子のメインカメラ、そして焦点距離15mmの超広角(およそ120度程度)カメラ。
シャッタースピードを遅くしないと光量を稼げなかった暗所、ブレやすい場所でもOISによって鮮明な写真を撮りやすくなったとのこと。
新たに片手でもカメラシャッターを切りやすいUI「フローティングシャッター機能」にも対応します。
望遠カメラは搭載しないものの、「光学2倍相当のズーム」に対応。2倍の時はリモザイク(画素混合解除)でクロップズームに。
ProPix5を称する画質処理により全てのHDR撮影が非圧縮RAWレイヤーで調整可能に。髪の毛や肌の質感もリアルに表現。
Snapdragon 6 Gen 1を搭載。Snapdragon 695からカメラISPが大きく進化。一部ハイエンド向けの機能が移植されており、ノイズリダクションを画像の部分ごとに調整可能。建物のディテールは残しながら夜空のノイズを軽減させるといった処理も行っているとのこと。
電池容量は5000mAhへと増量。省電力のIGZOディスプレイや4nmプロセスのSoCの省エネにより、1日10時間の利用でも2日間充電せずに使えると謳います。
ディスプレイは6.1型。1-90Hz可変駆動に対応、シーンに応じて自動調節。残像を低減できる黒挿入で180Hz相当に。ブルーライト低減も備えます。
AQUOS sense8 90Hz(黒挿入疑似180Hz) pic.twitter.com/NqFmPuZvIl
— すまほん!! (@sm_hn) October 3, 2023
筐体は依然として軽量な159gに。5000mAh電池搭載5Gスマホとしてトップクラスだといいます。筐体はバスタブ構造でMIL規格に対応します。
再生プラスチックをスピーカーホルダー・レシーバーホルダーのそれぞれ35%利用することで環境負荷削減にも取り組みます。
microSDカードスロットや3.5mmイヤホンジャック、DisplayPortにも対応します。
販路は、携帯事業者としてはドコモ、au、楽天モバイル、UQ mobile、J:COM Mobile。公開市場版も登場します。
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