シャープコネクテッドソリューションズ事業統轄部は、SHARP TECH-DAYにて、MR(複合現実)グラス試作機を展示しました。
カメラを搭載、視界は透過し周囲の様子にカラーで情報表示を重ね合わせる「スカウター」のようなテイスト。軽量で装着感は良いですが、視野角は狭め。
視度調節はレンズ交換式。スマートフォンと有線接続。グラスではなく接続先の端末で処理を担います。ちなみにデモンストレーションで接続されていた端末はAQUOS R8 proでした。
実際の生活で役に立つ場面を体験可能な展示を用意。別の部屋の乳児を遠隔で見守り、時計に目を合わせると1日の予定をグラフィカルに表示、具材から料理と調理方法を表示、天候情報から本日の服装を提案、仕事上の会話を文字起こしして業務を支援といった具合。
現時点で量産の目処は立っていないとのこと。ぜひ製品化に期待したいところです。
なおVRグラスは2024年夏に投入予定です。