需要は少なからず存在するが、作って売っても開発費を賄いきれない。そんなレッドオーシャンなコンパクトスマホ市場。
Xiaomiの雷軍CEOは自身のWeiboにて、「コンパクトスマホは作っても商売にならない」と言い放つほど、高性能とコンパクトさを兼ね備えるスマートフォンというのは市場として絶滅しかけています。
そんなニッチ市場に、なんと新進気鋭で今をときめくNothingが参入するかもしれないようです。
リーカーのYogesh Brar氏が投稿したところによれば、Nothingは現在のNohing Phoneシリーズよりも小型なモデルを開発を計画しているとのこと。
「小型なモデル」とあることから、先日その存在が各所から伝えられ、その中に「6.7インチ画面採用」とする噂があった「Nothing Phone (2a)」とは別物であることがわかります。
Heard that Nothing is planning to launch more compact phones in the future.
This might be good for them given that other OEMs are not planning to get into this segment..
— Yogesh Brar (@heyitsyogesh) December 20, 2023
現在、Nothingが販売しているスマートフォンはNothing Phone (1)と(2)のみで、画面サイズはそれぞれ6.55インチと6.7インチとなっており、ミドルレンジ以上のAndroidスマートフォンとしてはありふれたサイズ感です。
どうやらNothingは日本市場での売れ行きが好調であり、かつ日本ではフリック入力が主流なためかコンパクトスマホの需要が他国に比べ高い傾向にあります。Nothingがどれほどのコンパクトスマホを画策しているのか、そもそも本当に発売するのかすら定かではありませんが、確実に存在するであろう難民を救うスマホになればうれしいですね。