Dynabookは2月7日、PCとタブレットの2モード利用が可能な新型PC「dynabook K2」を発表。2月16日より、家電量販店などで販売を開始しました。
dynabook K2はディスプレイとキーボードを着脱することで、ノートPCとタブレットの2種類の使い方ができるデバイスです。
筐体外周部は滑りにくさと耐衝撃性に優れた「熱可塑性ポリウレタン(TPU)」を使用。一般的なプラスチック筐体と比べ、持ちやすく、机の上でも横滑りしにくいほか、落下などの衝撃に対する堅牢性も向上しています。
耐衝撃性についてはコーナー部分からの衝撃を緩和するデザインや、外れづらいキーキャップも採用。子どもの学習用PCにも使いやすい製品です。
デタッチャブル式のPCの弱点になりがちなキーボード側とタブレット(ディスプレイ)側の重量バランスについても、バッテリー位置の見直しなどで重心を低くすることで解決。ノートPCモードで画面をタッチしたり、付属のタッチペンを利用しても、倒れにくく快適な利用が可能と同社は主張しています。
ディスプレイは、テキスト入力などに向くノングレアタイプの10.1型。ノートPCとしてはやや小さいものの、タブレットとして考えれば十分なサイズです。
カメラはインカメラ(約200万画素)とアウトカメラ(約500万画素)を装備。周囲のノイズを抑え、自分と相手の声を聴き取りやすくする「AIノイズキャンセラー」や、キーボードショートカットでマイクのオン/オフを素早く切り替える「ワンタッチマイクミュート」機能も用意されており、ウェブ会議やオンライン授業での利用も意識した設計です。
オフィスアプリについては「Microsoft Office Home & Business 2021」のほか、OneDrive 100GBのクラウドストレージなどの有料サービスを1年間無料で使える「Microsoft 365 Basic」が標準で付属。一般的な事務作業の範囲内であれば、あまり困ることはないでしょう。
OSは「Windows 11 Pro」。CPUはインテルの「Celeron N4500」を搭載し、実行メモリは8GB、内蔵ストレージは256GBとなっています。
バッテリーの駆動時間は、動画再生時で約6.5時間、アイドル時で約16時間。30分の充電で、駆動時間の約40%分まで充電できる「お急ぎ30分チャージ」にもにも対応しています。
価格は9万8780円。子どもの教育用だけでなく、耐衝撃性が必要な用途であれば、大人用のサブ端末としても活躍できそうです。
Dynabook dynabook K2 | ||
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OS | Windows 11 Pro | |
CPU | Intel Celeron N4500 | |
GPU | Intel UHD Graphics(CPU内蔵) | |
実行メモリ | LPDDR4X 8GB(オンボード) | |
内蔵ストレージ | 256GB | |
メモリーカード | microSDXC(最大1TB) | |
アウトカメラ | 約500万画素 | |
インカメラ | 約200万画素 | |
Wi-Fi | Wi-Fi 6E | |
有線LAN | なし | |
Bluetooth | Bluetooth 5.1 | |
入出力ポート | マイク入出力(4極ミニプラグ) x 1 USB 3.2 Gen1(Type-A) x 1 USB 3.2 Gen1(Type-C / 外部ディスプレイ出力対応) x 2 |
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ディスプレイ | 10.1型, TFT, WXGA(1280 × 800) | |
バッテリー | 容量不詳, 最大駆動時間16時間(アイドル時), 急速充電対応 | |
電源 | ACアダプター | |
外形寸法 | 約248.5mm × 185.5mm × 23.3mm (キーボード接続時 / 突起部含まず) | |
重量 | 約1.097kg(キーボードを含む) 約590kg(タブレット部のみ) |
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付属品 | 専用充電式アクティブ静電ペン ACアダプター Microsoft Office Home & Business 2021(デスクトップ版) Microsoft 365 Basic(1年分) |
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