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PlayStation VR2の生産が一時停止との報道。数十万台規模の在庫が原因か

 ソニーがVRデバイス「PlayStation VR2(PSVR2)」の生産を一時停止したという情報が浮上しました。海外メディアBloombergなどの報道です。

 「PSVR2」は、2023年に発売した初代PSVRの後継機。PlayStation 5に接続して使用します。解像度は片目あたり2000×2040で、リフレッシュレートは最大120Hz。

 ディスプレイは有機EL。本体に備えた4つのトラッキングカメラによって、コントローラーの高精度なトラッキングを行うほか、接続ケーブルをUSB Type-Cに1本化するなど利用時の快適性もアップしています。

 Bloombergによると、今回の生産中止は「現在の在庫を処分するため」に行っているとのこと。つまり、ソニーは結構な「PSVR2」の在庫を抱え中ということになります。

 現時点では、生産中止の報道が正しいかは不明なのですが、Bloombergの情報源は、ソニーが200万台以上の「PSVR2」を製造したと述べています。

 市場調査会社IDCは、2023年の「PSVR2」の総出荷台数を170万台と見積もっています。これらの情報を組み合わせて考えると数十万台のPSVR 2がソニーの手元にあることになりますね。

 ちなみにソニー(というかSIE)は最近、VRゲーム「ライアン・マークス リベンジミッション」を制作したロンドンスタジオを閉鎖したり、「Horizon: Call Of The Mountain」開発元の人員を削減するといった、事業の整理を実施しています。

 その辺の流れも含めて考えると、ちょっとPSVR2の今後が心配ですね……。

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