Nokiaのライセンスを使用してスマートフォンやフィーチャーフォンを販売してきたHMD Globalは、1990年代の有名なケータイの「Nokia 3210」の名を復活させ、新モデルを発表しました。
Nokia 3210は交換可能なカバーや若者向けの積極的なマーケティングによって、世界中で1億6000万台を売り上げ、世界で最も売れた携帯電話のリストに名を連ねた、伝説的なケータイとして知られているそうですが、筆者は生まれてすらいないので知りません。
復活したNokia 3210は、オリジナルのNokia 3210の意匠を一部引き継ぎながら、画面サイズや本体の厚みなどを現代化。本体サイズは122mm×52mmと小さく、ボディ色も野暮ったさを感じさせないイエローにブルー、ブラックの3色。
バッテリー容量は1450mAh。取り外しが可能です。クラウドアプリポータルによって、ニュースや天気、YouTube Shortを確認できるとのこと。しかし機能性が現代化されたとはいえ、やはりフィーチャーフォン。内蔵ストレージは128MB。GBではありません。最大32GBのストレージ拡張に対応しています。メモリはわずか64MB。
価格は74.9ユーロ。日本円で1万2000円ほどとなっています。