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超小型VRデバイス「Bigscreen Beyond」、オーディオストラップの出荷が8月より開始予定

 Bigscreen社は、VRデバイス「Bigscreen Beyond」用のオーディオストラップを、2024年8月に出荷予定であることを発表しました。価格は2万3800円(税込)です。

 「Bigscreen Beyond」は、世界最軽量・最小を謳うPC向けのVRデバイス。ディスプレイはマイクロOLED(有機EL)で、解像度は2560×2560です。

 最大の特徴は、そのスリムさ。Meta QuestやApple Vision Proのような「ゴーグル」とは異なるバイザー型に近いデザインで、本体重量も127gとかなり軽いです(Apple Vision Proは620g)。

 また付け心地も重視しており、まずユーザー側が顔を事前スキャン(スマホアプリを使用)し、そのデータに適合する接顔部クッションを同梱するという販売形式を採用しています。

 同デバイス向けのオーディオストラップは、本体に取り付けることで音響面を強化できるほか、頭部のホールド感が向上。快適性のアップという意味では、Questのエリートストラップに近いオプションと言えます。

 当初は2023年に出荷予定だったのですが、その後延期を繰り返して今に至ります。

 Bigscreen社によると、現在の予約注文分は2024年10月までに出荷を完了する予定とのこと。

 同社はメタ社やHTCといった大企業と比較すると非常に小規模。なのである程度の延期や遅延は仕方ない面もあるのですが……最初に注文した人は、ずいぶん待った形です。

 なおオーディオストラップの音響システムは、アメリカのヘッドホンメーカーKOSSが設計と製造を担当しています。

 Questシリーズもそうですが、VRデバイスの長時間着用には、しっかりとしたストラップが割と必須。国内でも早めの発送をお願いしたいですね。

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