一時の衝動に身を任せ、人生初の折りたたみスマホであるGalaxy Z Fold6を買ってしまいました。今回はあえてauで端末の単体購入を行ったので、買うまでの流れ、そして折り畳みスマホ初心者が悩んだことを紹介します。
auでの購入の流れ
今回はauで単体購入を行い、かえトクプログラムを利用しています。24か月で返却する代わりに安価で済むやつですね。
キャリアを選択する場合、auとドコモから選択でき、ドコモ版は国内十数か所にあるリペアセンターで修理の対応を行ってくれるのが非常に大きなメリットですが、消しても消えない魔法のプリインアプリ、時代錯誤も甚だしい旧時代的な絵文字がセットでついてくるため、au版を選択しました。
予約
そろそろ新しいスマホが欲しいとか考え、候補を探しまくってもなかなかいいスマホに出会えず、ついに頭がパンクした7月19日、価格以外は要件に一致するGalaxy Z Fold6予約をしてしまいました。
予約を行った7月19日時点で、まだau側に在庫がなかったようで、入荷でき次第、実際に各種情報を入力し、契約に至る「本申し込み」を行うという流れになっていました。
この時点ではauアカウントの所持、またはアカウントの新規作成は不要。機種とメールアドレスを入力するだけで予約が行われ、そのメールアドレスへ予約完了メールが届きます。現在では在庫があるのか、単体での購入を選択した時点で次の本申し込みへ行けるようです。
本申し込み
auでスマホを単体で購入するには、「回線契約の紐づかないau ID」が必要。UQ mobileを契約中、auでスマホ単体購入をする場合、別途新しいアカウントの作成が必要ということです。
さて困ったことに、運悪くUQ mobileを主回線としていたため、メールアドレスのストックがありません。仕方がなく新しくメールアドレスを作成し、そのアドレスで新規にau IDを作成。予約の際に入力したメールアドレスと異なるアドレスでも引き継げました。
本申し込みの際に必要なのは各種支払方法に本人確認書類のアップロード、そして各種個人情報の入力。さすがにECサイトで購入するよりは面倒ではありますが、変なエラーなど発生することがなく、比較的スムーズに手続きを終えることができました。
忘れるな、注文に固有のパスワード
さて、あとは支払総額から目をそらしつつ、ワクワクしながら到着を待つのみ。定期的に配送状況とかを確認したくなっちゃうピュアな心を持っているので、オンラインショップの注文履歴にアクセスしていたのですが、ここで問題が発生しました。
au Online Shopでは、単体購入の場合、注文履歴の閲覧にはauが発行した注文番号と、注文番号に紐づくパスワードが必要。
しかし、本申し込み時にau IDのアカウント作成を求められたため、2者が混同。注文履歴を確認するために、au IDのパスワードを入れてしまい、混乱してしまいました。また、回線契約の紐づかないau IDではショップからはじき出され、注文履歴の確認が行えません。au IDを作らせるなら、せめてそのIDでログインしても注文履歴を確認できるようにしてほしいですね。
そもそも「単体購入をするには回線が紐づかないIDが必要」というのも、Amazonなど各種ECに慣れ切った現代人からすればてんでおかしな仕様です。大手キャリアのシステム、違法な増築を繰り返した九龍城みたいになっているのでしょうか。
到着は発売日
筆者は良く言えば地方都市、東京の人から見れば田舎に住んでおり、発送されてからもかなり時間がかかってしまうことを覚悟していました。しかし7月30日に発送され、翌日の7月31日の昼過ぎに到着するというスピーディーさ。Samsungの直販サイトで取り扱うシムフリー版はなぜか26日にフライングして届いた方もいらっしゃるようですが、キャリア版でもそこまで遅くない到着に感嘆しました。
本体並みに悩んだケース探し
さて、本体の次はケースを探す必要がありますが、折り畳みスマホ特有の事情と、筆者の現在の生活環境に関連する事情が競合してしまい、下手すればスマホを買うかどうか以上に悩みに悩んでしまいました。
初めての折り畳みスマホ、失敗はしたくない。という心理も働いたのかもしれませんが、筆者がとても悩んだ理由は以下の通り。
- 重量的に、スマホリングがほぼ必須という意見がある
- 免許証を常時携帯する必要があるが、性分的に財布を肌身離さず持ち歩くことができないので手帳型ケースが便利
- しかしスマホリングと手帳型ケースの相性が非常に悪い
- エンタメ視聴など楽しむにはスマホを自立するためのスタンドも欲しい
- スタンドと手帳型ケースの相性も悪い
つまり、あちらを立てればこちらが立たず、という状態になってしまっているワケ。
あまりイメージがつかない方もいらっしゃるかもしれませんが、田舎で実家暮らしの筆者にとって、常に携帯しているスマホに免許証を入れることができるというのは、あまりに大きなメリットです。
思い立ってふらっとドライブするとか、両親から運転を依頼された際に手ぶら(※スマホは必需品のためカウントしない)で運転できるという手帳型ケースの魅力は、筆者にとって失い難い利点。
しかし、折り畳みスマホに手帳型ケースって、そもそもどうなの?という話があるわけです。製品として存在していないわけではありませんが、ただでさえ多少分厚い折りたたみスマホが、手帳型ケースによってより一層分厚くなってしまうことは避けられません。
さらにわがままなことに、大画面でコンテンツを楽しむにはスタンドが欲しいし、片手操作もしたいのでスマホリングも欲しい。
そんなワガママを叶えるため、何時間もAmazonを彷徨い、ようやく要求を満たせそうな構成を発見しました。それは手帳型ケースをあきらめ、シンプルなクリアケースとMagSafeに対応させるためのシール、そしてMagSafeで磁器吸着するカード入れ兼スタンドという組み合わせ。
これによって、免許証を携帯しながら本体の重さをある程度抑え、さらにスタンドによってどちらの向きにも立てることが可能。さらにカード入れにバンドがついており、スマホリングの役割も果たすという、まさに「ぼくのかんがえた最強のこうせい」。この使い勝手に関しては後日レビューします。
また、手帳型ケースを卒業しケース入れに変更したことにより、その日持ち出すスマホを簡単に変えられるという副次的な恩恵も。LINE以外で筆者が使うアプリは大抵マルチデバイスに対応しているため、割と現実的です。
そもそもこんな高いスマホ必要?
ところで、筆者はスマホよりPCを扱う時間のほうが長い自負があり、これまで購入してきたスマホはすべて5万円以内。文字通りケタ違いに高いスマホを買ってしまい、下手すれば今回の支払額は生涯購入してきたスマホの総額よりも高い可能性があります。
本当にこのスマホが必要なのか?とよぎりますが、知ったこっちゃねえ。勢いです。人生、衝動とか挑戦がないといつかそのまま沈んでしまいそうな気がしています。
PCメインの人間にとって、折り畳みスマホが価格以上の価値を見出せたかどうか、後日お伝えする予定です。
総評
折り畳みスマホの購入も、そしてキャリアでの購入も初めてだったわけですが、思ってたよりかは大きな問題なく買えてしまいました。au Payの利用のためのログインやUQ mobileのMNP転出で手間がかかってイライラしていただけに、少し意外。
少しだけ触れた通り、本体はすでに到着しており、ちょっとずつ弄っています。今後ケースとスタンドの使い勝手含めてレビューしていく予定なので、お楽しみに。
KDDIの最新端末をチェック [AD] |
au Online Shop |
NTT docomoの最新端末をチェック [AD] |
ドコモオンラインショップ |