會原 
オービックビジネスコンサルタント（OBC）とPayPayは、給与のデジタル払いに関する機能連携について、基本合意を締結したと発表しました。
給与デジタル払いは、2023年4月から労働基準法施行規則の改正により可能となった新たな給与支払い方法です。OBCは基幹業務システム「奉行クラウド」の利用企業向けに、PayPayは2024年8月に厚生労働大臣の指定を受けて「PayPay給与受取」サービスを開始しています。なお指定を受けた事業者はPayPayが初です。
両社の連携では、OBCの「奉行Edge 労務管理電子化クラウド」とPayPayの「PayPay給与受取」の機能を連携させるとのことです。これにより、従業員の口座番号入力ミスの削減や、企業の給与振込先口座収集業務の効率化が期待されます。
具体的には、PayPay給与受取を希望する従業員がPayPayアプリで申し込むと、専用の口座番号が発行されます。この口座番号を企業側のシステムに連携することで、従来の銀行振込と同様にPayPay残高への給与支払いが可能になるそうです。
OBCとPayPayは、この連携機能を2025年春頃に提供開始する予定としています。
情報元PayPay
