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財布の中に入る?サムスンが「Galaxy Card」でクレジットカード参入の可能性

Samsung Galaxy Cardの商標出願が判明

 Galaxyブランドが財布の中へ。

 スマートフォンの覇権争いは、ポケットの中からついに財布の中へと踏み込もうとしています。Samsungが米国特許商標庁(USPTO)に「Samsung Galaxy Card」の商標を出願していたことが明らかになりました。Android Authorityが伝えています。

 出願日は2026年2月12日。商標の対象は「電子的にエンコードされたクレジットカード」および「磁気的にエンコードされたクレジットカード」、さらにクレジットカードの発行・認証・決済処理に関するソフトウェアも含まれています。記載内容からは、Galaxy CardがSamsung Walletと連携するデジタルカードになる可能性もうかがえますが、提供形態は現時点で不明。

 この動きは突然のものではありません。Samsungは2018年から自社クレジットカード事業を検討。2025年11月にはウォール・ストリート・ジャーナルが、Samsungと英銀Barclaysとの提携交渉を報じており、Visaネットワークのクレジットカードを米国で発行する構想が浮上していました。今回の商標出願は、その構想に沿う動きとして注目されます。

 当然、意識しているのはApple Cardでしょう。Appleは2019年8月にApple Cardを米国で開始し、Appleでの購入時に3%のDaily Cash還元や物理チタンカードで話題を集めました。

 ただし、Apple Cardの道のりは平坦ではありませんでした。発行パートナーだったGoldman Sachsは採算面で苦戦し、2026年1月にはAppleとChaseがChaseを新たな発行元とすることを発表しています。移行完了は約24か月後の見込みです。

 Goldman Sachsが苦戦した前例があるだけに、Samsungがカード事業を軌道に乗せるには、発行銀行の確保、引受審査、規制対応といった金融面のハードルを越える必要があります。テック企業にとって、金融の世界は勝手が違います。

 Samsung WalletはすでにクレジットカードやデジタルIDの管理に対応しており、Galaxy Cardはその延長線上に位置づけられます。Galaxyスマートフォンのユーザー基盤を金融サービスで囲い込む狙いも伺えそうです。

 プラットフォーム戦争はハードウェアからソフトウェアへ、そして決済インフラへと戦線を広げてきました。「テック×金融」の方程式を解けるかどうか、Samsungが問われています。

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