中国nubiaのゲーミングギアブランドであるREDMAGICは、ゲーミングノートPCの「REDMAGIC Titan 16 Pro」を北米市場で発表しました。中国以外のグローバル市場では初のノートPCとなります。
REDMAGIC Titan 16 Proはその名前が示す通り、16インチのノートパソコン。本体重量は2.4kgほどで、持ち運びにはあまり向いていません。ディスプレイの解像度は2560×1600と高く、リフレッシュレートは驚異の240Hz。
搭載するCPUはIntel Core i9-14900HX。デスクトップ向けCPUをベースとしたCPUで、24コア32スレッドと、多いコア数の暴力と最大5.8GHzの高い動作周波数で非常に高い性能を叩き出しますが、反面Intelの第13/14世代デスク向けCPUは、詳細は割愛するものの、不可逆的な不具合の問題があるのが非常に心配なポイントです。
GPUはGeForce RTX 4060または4070から選択可能。いずれも現行のゲーミングノートとしては比較的高い性能を叩き出せます。また、メモリはDDR5 5600MHz 32GB(16GB×2)を搭載し、最大96GBまで拡張できるとのこと。ストレージはNVMe M.2 SSDの1TBが搭載されていますが、ユーザーの手で換装が行えます。
16インチサイズのノートパソコンらしく、テンキーを搭載。当然ながら煌びやかに光ります。また、タッチパッドの位置も本体中央から少し左にずれています。WASDキーに常に手を置いておくゲームをターゲットとしたPCならではといったところでしょうか。
MacBookに代表されるように、最近のノートパソコンはインターフェースの種類と数を最低限に抑えるものが増えていますが、この製品はHDMIやThunderbolt 4、有線LANなど多数ポートを取り揃えています。
バッテリー容量は80Wh、100Wの給電に対応。ただし丸形ACアダプターを使用しているのは評価が分かれるところです。
価格は1699ドル、日本円にして24万7000円ほどとなっています。8月29日に一部市場にて販売開始予定。