KDDIは、通信品質「繋がる体感No.1」記者説明会を開催しました。
アグレッシブな開設計画もあって業界最多の基地局数を実現。Sub6基地局数3.9万局で本格利用段階へ。衛星との干渉をしないよう、Sub6出力抑制して運用してきたが、衛星条件の緩和により広範囲で出力制限を2024年3月末から解除。
その結果、au・UQ mobile・povoがOpensignalでナンバーワンに。7月から9月の評価。6月のSub6拡充が効いているとの見方。
従来の一貫した品質でソフトバンクを打ち破った上に、5G/4G「エリア」の観点が加えられた信頼性エクスペリエンスも今回からOpensignalが新設。ここでもauが首位に。
そもそもOpensignalの多岐にわたる項目では、ソフトバンク1位でauが2位の項目が多かったところ、パケ止まり改善活動やデュアル5Gなど様々な取り組みが功を奏し、首位メダルの獲得数を取れたということのようです。
なぜ品質に差がついたのでしょうか?ドコモは転用周波数を使った5Gを「なんちゃって5G」などと揶揄していましたが、そこに鍵があるようです。
周波数の使い方がKDDIとソフトバンクは近く、浸透度の高い4G転用周波数による広範な転用5Gネットワークを作り上げてきたのに対し、ドコモと楽天モバイルはSub6から展開しエリアカバーで求めてしまい薄くなるので、速度低下や品質劣化に結びつくのだと分析します。
まず転用5Gでしっかり構築し、そのうえでSub6でエリアを追わずに生活動線に必要な重要箇所から高密度に打てる、そのためには4G転用周波数を空けていきながら徐々に5Gにアップデートする努力を進めてきたが、ドコモはそこが進んでおらずSub6先行となり差が出ているのではないかとのこと。
高密度Sub6。体感品質に繋がる通信応答時間も短縮してゲームも快適。YouTube快適視聴に重要な指標でもある20Mbps以上の率も高められているそうです。
ビッグデータと顧客の声、AI、第三者機関評価も加えて改善施策を投入してきたのも功を奏しているのだとか。
無理して5G Sub6を保持し続けず、遅い時には転用周波数5Gに落とすことで体感品質を確保。
もちろんバックボーンの固定回線、基地局、交換局も含めて総点検することでスループットレイテンシを改善しているのだとか。
YouTubeといった動画サービスでは、スループット改善前は読み込みが遅く低画質動画になってしまいがちだったところ、スループット改善後は高速な読み込みで高画質再生に。リアルタイムゲームでも足の動作のコマ落ちが発生するところを、レイテンシ改善により滑らかに。
さらなる向上実現のためMassive MIMO活用。Sub6の2ブロックをCAにより混雑環境の快適性を向上へ。すでに実証実験では1.6倍といった結果も出ているそうです。
Starlinkを活用し、Wi-Fiでau以外の顧客にも快適な通信提供。音楽フェスや山小屋に加えて、北海道新幹線のトンネル内外の法人向け通信環境の提供や、ドローン遠隔活用も。
衛星とスマホの直接通信も、電波関連法令整備に基づき日本で実証実験へ。
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