VR専門メディアのUploadVRが10月8日、Valveの次期ヘッドセットが量産工程に入ったとする中国のアナリストグループ「XR Research Institute」の主張を伝えました。
年内ホリデーシーズンの出荷を見込み、年産は40万〜60万台と推計しています。
Valveは過去のインタビューで新型ヘッドセットに取り組んでいると繰り返しており、 PCからのワイヤレスストリーミングに注力することを示唆していました。
コード名「Deckard」はSteamVRコード内でたびたび見つかっており、昨年にはゲームパッド風の入力を備える「Roy」コントローラーの3Dモデルも発見。さらに9月には「Steam Frame」の商標出願が確認され、製品名に採用される可能性も指摘されています。
価格は不明ですが、UploadVRは生産規模の推計から「1000ドル以上」のレンジを示唆しており、仮にそれを信じるなら約15万円ということになりそうです。当時としてはハイスペックなHMDで、重量の割には装着感もよく、マイク音質も抜群に良かったので今でも愛用者がいるほど。続報に注目です。