なかなか日本市場では受け入れられないタブレットですが、その冷え切った市場に一石を投じる商品が発表されました。
Mobile in Style株式会社が発表した7インチタブレットeden Tabの一番の売りは価格で常用に耐えるスペックを兼ねながら「29800円」という、破格の値段で販売されます。
スペックは
CPU | SAMSUNG Exynos 4210 1.2GHz デュアルコア |
メモリ | 1GB |
ストレージ | 内蔵16GB+microSD |
ディスプレイ | 7インチ IPS液晶 1280×800ドット |
カメラ | 裏面 8MB 表面200万画素 |
バッテリー | 3.7V 3850mAh |
その他 | GPS 3次元速度センサー 電子コンパス ジャイロセンサー |
マーケット | Androidマーケットには非対応 専用のマーケットアプリが用意される |
と、とても29800円で販売されている商品とは思えない性能です。
(ちなみに搭載されているCPUはSC-02Cと同一のものだったりします)
また、カラーバリエーションも豊富で最初は3色で商品が展開されていきます。
このように、高性能かつ廉価で販売できた背景にはKindle Fireで注目を集めた、広告掲載の収入を端末の代金に充てるというもので、広告元が提供するアプリがプリインストールされており、これが端末代金の肩代わりをしているということです。
筆者は当初、画面の下部にでもバナー広告が表示されるのかと想像したのですが、どうやら、広告となるアプリがプリインストールされているだけのようです。
広告収入によるビジネスをハードウェアに展開のは、上記の通り、日本国外ではKindleやKidle Fireといった端末で確率されつつありました。
今回、edenTabを提供するMobile in Styleはキングソフトの子会社であり、キングソフトといえば、広告を表示するもののシェアウェア同等の機能を提供するWindows向けのアプリケーションを提供していることでも有名なので、今後の発展に期待できるかもしれません。