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ドコモの夏モデル、ほぼ全機種「VoLTE(ボルテ)」対応――産経報道

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 産経新聞社による、NTT docomoの加藤薫社長へのインタビューによると、NTT docomoの「VoLTE(ボルテ)」サービスは、6月から提供されることが明らかになりました。「VoLTE」は、「Voice over LTE」の略称です。

 これまで、LTE対応端末で音声通話をする場合は、CSフォールバック技術で3Gネットワークに切り替え、従来の電話回線で通話をしていました。しかし「VoLTE」では、全IP化されたIMSというシステムにより、データ通信のみならず音声通話もLTEネットワークで行うことができます。いわば音声通話がIP電話化されるようなもので、遅延の半減した高品質な通話を実現できる上に、今までの3倍の効率でユーザーを収容できます。

 NTT docomoは、新プランで基本料金に音声通話定額を抱き合わせてきましたが、これは「VoLTE」が多くのユーザーを効率的に収容できるという技術革新を見越してのことでしょう。音声通話を多少使われたところで、大した負担にはならないとの計算があるものと思われます。

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 また、加藤薫社長はNTT docomoが5月中旬に行う製品発表会で、お披露目されるスマートフォンのうち、ほぼ全ての機種が「VoLTE」に対応するとのこと。夏モデルはSONY、SHARP、富士通といったおなじみのメーカーが、それぞれのブランドの最新機種を順当に発表するものと思われます。Appleが今年の9月に発表するiPhone 6も、VoLTEに対応するのではと噂されています

 また、今後は家電量販店や併売店などにおいて、ユーザーが新しいスマートフォンを買う際には、基本料金と音声定額が一体化した新しいプランを「勧められる」のではないかと予想していますが、実際の販売体系も含めて、各社の夏モデルが気になるところです。

情報元:SankeiBiz

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