Canalys調査によると、中国市場における第2四半期のスマートフォンのシェアで、中国Xiaomi(シャオミィ:小米科技)が14%でトップとなりました。
これまでトップの座を守ってきた韓国Samsungは、シェア12%となり、第2位に。僅差で3位の中国Lenovoに勝ってる状況です。4位はCoolpad(酷派)ブランドのスマートフォンを展開するYulong社、5位はHuawei(ファーウェイ:華為技術)に。トップ5は、Samsung以外は中国メーカーですね。
世界シェアの上位5社では、IDCの調査によればLGが5位ですが、Strategy Analyticsの調査を信じれば、XiaomiがLGを抜いて5位となっており、Xiaomiは世界の大手メーカーと肩を並べる存在にまで成長したことになります。
巨大な中国市場を制すれば、世界市場でのシェア獲得に繋がります。SamsungやSonyは世界シェアを重視してきましたが、第2四半期では落ち込みを見せており、次の作戦を練らなければならない状況となっています。各社はこの市場どう攻略するのか、そして中国市場で上位を獲得して力をつけつつある中国メーカーがどのように世界市場に進出するのか、注目していきたいところです。