KDDIグループのUQコミュニケーションズ株式会社が、WiMAX 2+を利用した無線サービスにおいて、通信速度制限を開始したのは既にお伝えした通り。
3日間のうち、WiMAX 2+ / au 4G LTEのデータ通信量が3GBを超過した場合、通信速度が最大1Mbpsに制限されます。(旧WiMAXに接続中は制限なし)
これについて、インターネット上では批判の声が上がっています。IT速報では2ちゃんねる上での非難の声を伝えています。
WiMAXが日本に登場して以来、通信制限がない無制限であるとのイメージが定着していたこともあり、反動も大きいのではないでしょうか。
価格.comでは、対応機器であるWX01やW01は星1の低評価が並んでおり、炎上状態に。
消費者はWiMAX 2+はWiMAXとは異なるものであると認識する必要があります。速度制限に引っかからない旧WiMAXに、手動で接続切り替えできるHWD14、HWD15、NAD11などでは、ここまでは炎上していないようです。
同じく炎上したSoftBankのWi-Fiルーター305ZTの場合は、広告宣伝から販売現場に至るまで、消費者に対して「3日1GB制限」や動画プロトコル制限が存在しないかのような印象を与え、説明も怠っていたのが悪質であると思います。
UQコミュニケーションズは以前から「3日3GB制限」の実施を予告しており、制限適用時はYouTube標準画質が見れる程度になると、具体例を挙げていましたので、個人的にはここまで炎上しているのがよくわかりません。UQの説明が消費者に適切に伝わっていたのか?伝わっていなかったとすればどこに問題があったのか?そうした点が本件を考えていくにあたって重要であろうと思います。