SWPC(アメリカ宇宙天気予報センター)はEDT29日、28日付近に発生した複数の太陽表面爆発による地球上での障害(太陽嵐)への注意を呼びかけました。
早くて30日午後には地球へCME(Coronal mass ejection: コロナ質量放出)が到達し、その影響について3月31日と4月1日に要注意としています(いずれもEDT)。
ただし、そうは言ったものの現時点で電子機器への障害の大きな心配はないそうです。一方で、状況によっては北極や南極に近い地域ではオーロラが見られるかもしれないとも伝えています。
今回の木曜に問題視している太陽嵐に関わる太陽フレアですが、Xクラスに次いで2番目に強力なMクラスに分類されています。しかしSWPCによれば太陽嵐そのもののランクはG3(最低がG1、最高がG5)であり、また「一般的には電子機器への影響は小さい」とされています。
ということでどれほど綺麗なオーロラが現れるか安心して期待してみたいところですが、日本では見られないのが残念なところです。