3月1日からauで発売されたMOTOROLA RAZR。前面はゴリラガラス、背面はケプラー繊維で強烈にタフなボディ。
何より、カミソリのように薄いボディは、私の心をくすぐって仕方がありません。純粋に欲しいと思える端末です。
ところが、調べていると注意すべき3つのポイントに気がついたので、ここに書き記して起きたいと思います。
WIN HIGH SPEEDに対応していない
なぜかWIN HIGH SPEEDに対応していません。WiMAXの搭載はバッテリーや本体の容積から見送ったのは妥当だと考えられますが、せめてWIN HIGH-SPEEDには対応して欲しかったです。
なお、あくまでも理論値ですが、RAZRでは最大、下りが3.2Mbps 上りが1.8Mbpsですが、WIN HIGH SPEEDに対応した端末ならば下り最大9.2Mbps 上りが5.5Mbpsと結構な速度差があります。
ほとんどのスマートフォンはWIN HIGH SPEEDに対応しているだけに、惜しい、これはとても惜しい!
SIM形状がマイクロSIMである
SIMカードの形状が従来のサイズよりも小さいマイクロSIMが採用されています。
今後のスマートフォンのほとんどはマイクロSIMへと移行すると考えられていますが、まだまだ対応状況はバラバラです。
昔利用していた通常サイズのSIMカードとして使うためには別途SIMカードアダプターが必要になります。
ネットでは比較的廉価に販売されていますが、SIMスロットからカードが抜けなくなるなど、トラブルの声も多く聞かれます。
もしも、複数の端末を一つのSIMカードで使おうとしているかたがいたら、SIMカードの形状には是非注意して欲しいと思います。
LTE対応、大容量バッテリーのRAZR MAXXが出るかも?
最後、実はこれが本当の理由です。
あまり周知されていませんが、auことKDDIも今年の秋から冬からLTEの提供を開始します。
(WiMAXとは別です)
ドコモのXiを使っているユーザの方ならばXi対応端末の異常な電池の減りについてはすでにご存じの通りかと思います。
そのため、RAZRの後継モデルとして発表されたRAZR MAXXがKDDIのLTEのローンチとともに発売されるのではないかと筆者は睨んでいます。
カミソリのような薄いデザインは損なわれてしまっていますが、特筆すべき点は特盛りなバッテリーの容量。
RAZRのバッテリーが1780mAhであるのにたいして、RAZR MAXXでは3300mAhと超弩級のバッテリーを搭載しています。
RAZRのスタイリッシュでくぼんだ部分にさらにバッテリーを詰め込んだようなものです。これだけの容量があれば電池の持ちを気にすることなく、ネットの閲覧や動画鑑賞もできるはずです。
いかがでしたでしょうか?
もちろん「そんなことかんけいねーよ!」という方には一押ししたいのですが、ほかのすまほんライター陣には不評です。
もしかすると、私も気絶して、気がついたら手元にRAZRがあるかもしれませんので、そのときはよろしくお願いします。
2012/03/03 午前1時51分
WIN HIGH SPEEDの速度を誤って9.6Mbpsと表記しておりました、正しくは9.2Mbpsです。ご指摘ありがとうございました。