SONYが開発提携を表明している「Firefox OS」のテストROMを、「Xperia E」に導入するにあたっての指南、注意点が、SONYの開発者向けブログで公開されています。
「Firefox OS」がどのようなものになるのか、開発者が知る上で重要となりそうです。「Xperia E」は低スペックなローエンドモデルですが、この端末で動作するというのが今後の重要な鍵のように思います。iPhoneやAndroidがまだまだリーチしていない途上国に浸透する上で、ハードウェア要件が低いことは重要な意味を持つからです。
ただし現段階では、「Firefox OS」をインストールした「Xperia E」上では、Wi-Fiなどの無線機能が動作せず、タッチパネルの精度も正常ではありません。もちろんブートローダーのロック解除も必要であることから、保証対象外となることを理解する必要があります。(開発者の方々には釈迦に説法ですが)
SONYの「Firefox OS」への熱意の一端が垣間見えるようで期待が高まりますね。国内事業者としてはKDDIが「Firefox OS」採用端末を投入する予定です。開発者だけでなく、一般人でも「Firefox OS」採用端末を手にすることができる日が待ち遠しいですね。
情報元:Developer World