[追記] エイプリルフールのネタでした。
2013年4月1日に携帯電話を提供するキャリア3社が運営する「移動体通信網信用情報機関」はキャリアの事情により新規契約を行うことができない顧客に対して、携帯電話の代わりに糸電話の形を模した端末を提供、同時に同端末用にPHS網を利用したMVNOサービスの提供を予定していることを発表した。
提供される端末の製造はEBITが担当 X10KURO のモデルナンバーが付与される。
なお、写真では一部の仕様がわかりづらいが、糸のように伸びている部分がアンテナになっており、フレキシブルなアンテナ展開が可能。紙コップのように見える部分の内部には、通話用のスピーカーのほか、ダイヤル用のタッチセンサーが用意されている。
ディスプレイや内蔵メモリは搭載されず、誤入力には注意が必要だが、これもコストダウンの弊害といえるだろう。また、内蔵メモリがなく電話帳を保存できないため、紙の電話帳を持ち歩く必要がある。
料金体系はすべてプリペイド式で、1000ポイント(5000円) 3000ポイント(15000円) 5000ポイント(25000円)で、ポイント補充用のダイヤル番号が記されたカードを購入が可能。カードの取り扱いは大手家電量販店のほか、コンビニエンスストアでも順次予定されている。
通話プランは専用の「新・やりたい放題ブラック」が用意され、同プランの加入者同士では通話料が24時間ポイントを消費しない。その他のプランやキャリアに対しては 20ポイント / 30秒 のポイントを消費する。
この件について、移動体通信網信用情報機関にコメントを求めたところ
「最近では、高価なスマートフォンを割賦で購入していることに気がつかず、金融機関の信用情報に傷がついてしまう例が後をたたない。しかし、今や電話は生活必需品であり、できるだけコストを抑えた形で携帯電話を提供したかった」
「キャリアから総合的な判断で契約ができないのは、何も割賦で購入した携帯電話に限らない。うまい話には必ず裏があると思った方がよいだろう。最近では未成年者が安易に携帯電話に契約することが増えているので我々も注意していきたい」
とのことだ。
携帯電話を新規で契約しようとしたものの、なぜか契約ができなかった方は、下記URLから、申請をすると、端末をレンタルすることができる。また、自分がいわゆるキャリアブラックか否かの判定は下記のリンクから確認が可能だ。
リンク: 移動体通信信用情報機関
※この記事はエイプリルフールのジョーク記事です。